換気・送風機総合カタログ2024年版
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技術・設計資料EACEHEVELET≧EMESETEM設備効率の向上++++++++③基準仕様540(参考)エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)には、「標準入力法」「モデル建物法」「小規模版モデル建物法」の3種類のプログラムがあります。いずれのプログラムも同じ計算方法仕様を使っていますが、「モデル建物法」および「小規模版モデル建物法」のプログラムは、前提条件(モデル)が定められている、「標準入力法」に比べ入力できる項目少なくなっており、かつ、前提条件が存在します。参考文献・住宅・建築物の省エネルギー基準(国土交通省)・建築物のエネルギー消費性能に関する技術情報(国土交通省)〈住宅用〉〈非住宅建築物用〉■住宅の一次エネルギー消費量基準の考え方● 評価対象となる住宅において、①共通条件の下、②設計仕様(設計した省エネ手法を加味)で算定した値(設計一次エネルギー消費量)が、③基準仕様で算定した建築設備(暖冷房、換気、照明、給湯)に係る一次エネルギー消費量に、家電等に係る一次エネルギー消費量を足した値(基準一次エネルギー消費量)以下となることを基本とする。■一次エネルギー消費量の算定における  評価単位について● 戸建住宅は当該住戸のエネルギー消費量が、建築物は当該建築物(建〔                   〕■エネルギー消費性能計算プログラムの紹介省エネ基準・低炭素建築物認定制度用に、「住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に沿った計算方法(プログラム)」が用意されています。プログラムは下記URLにアクセスしてください。プログラムは住宅用と非住宅建築物用に分かれています。それぞれ該当するボタンをクリックして使用してください。https://www.kenken.go.jp/becc/※URLは2024年2月時点のものを記載していますのでご注意ください。(URLが変更となりアクセスできない場合は所管の行政庁にご確認ください)物全体)のエネルギー消費量が、基準値を満たすこととする。● 共同住宅を含む場合は、当該建物全体でのエネルギー消費量が基準値を満たすことに加え、戸建住宅との比較を容易にする等の観点から、各住戸のエネルギー消費量が基準値を満たすこととする。<住宅の一次エネルギー消費量における算定フロー>※建築全体のエネルギー消費量 =(各住戸の合計)+(共用部)+(非住戸部分)・「簡易入力画面」は2025年3月末に廃止予定です。・ 熱交換型換気設備を入力する場合、換気設備で直流モーター(ダクト式の場合)などを入力する場合、「詳細入力画面」を使用してください。■エネルギー消費性能計算プログラム①戸建住宅の場合住戸住戸住戸住戸住戸住戸非住宅部分住戸住戸のエネルギー消費量各住戸のエネルギー消費量≦各住戸の基準値≦住戸の基準値建築全体のエネルギー消費量(※)≦建築全体の基準値住宅用非住宅建築物用※1 家電及び調理のエネルギー消費量。建築設備に含まれないことから、省エネルギー手法は考慮せず、床面積に応じた同一の標準値を設計一次エネルギー消費量及び基準一次エネルギー消費量の両方に使用する。※2 コージェネレーション設備により発電されたエネルギー量も含まれる。EsACEsVEsLEsHEsT②共同住宅を含む建築物の場合住宅(共同住宅)(住宅を含む建築物)①共通条件(地域区分、床面積等)暖冷房エネルギー消費量換気エネルギー消費量照明エネルギー消費量給湯エネルギー消費量家電等エネルギー消費量※1基準一次エネルギー消費量〈効率化〉・ 家電等は、省エネ手法を 考慮しない。〈エネルギーの創出〉・ 太陽光発電設備等の設置住戸住戸住戸住戸共用部住戸住戸共用部非住宅部分住戸建物全体エネルギー消費量≦建築全体の基準値EsT③建築物の場合かつ②設計仕様(省エネ手法を加味)暖冷房エネルギー消費量換気エネルギー消費量照明エネルギー消費量給湯エネルギー消費量家電等エネルギー消費量※1−太陽光発電による再生※2可能エネルギー導入量等設計一次エネルギー消費量〈負荷の削減〉・ 外皮の断熱化・ 日射の遮蔽・ 取得・ 通風利用・ 躯体蓄熱・ 熱交換換気の 採用・ 調光・ 照明制御・ 節湯型器具の 採用・ 浴槽の断熱化・ 太陽熱温水器 の設置建築物建物全体建築全体の 法 規 編

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