東芝換気・送風機 設計・工事専門家用 2011年
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536基 礎 編△Pt2 = ζ……………………………6式V2γ・Cg'2g円形断面丸曲りR/D=1の場合( )(B)0.5m1.5m(E)(F)(C)(D)(A)直角エルボR/D=1(2ヶ所)パイプフードDV-141LY8mQ(m3/h)6090120V(m/s)2.1233.1854.246Re1.397×1042.096×1042.795×1040.03170.02960.0284 Pt1(Pa)8.5317.9330.67■計算結果λ■計算結果Q(m3/h)6090120V(m/s)2.1233.1854.246 Pt2(Pa)0.59×2=1.181.34×2=2.682.38×2=4.76■計算結果Q(m3/h)6090120V=(m/s)2.1233.1854.246 Pt3(Pa)3.928.8215.68■計算結果風量(m3/h)直管部分の圧力損失 Pt1(Pa)エルボ部の圧力損失 Pt2(Pa)パイプフード部の圧力損失 Pt3(Pa)全体の圧力損失  Pt(Pa)60901208.5317.9330.671.182.684.763.928.8215.6813.6329.4351.11全体の圧力損失 Pt静圧(Pa)風量(m3/h)150100505051.1129.4313.636090120100150200(5)実施例によるダクト配管の圧力損失の算出と機種の選定1)配管の条件下図のようにダクト用換気扇にダクト配管した場合における圧力損失を求め機種を選定します。・使用ダクト:スパイラルダクトφ100・必要換気風量:90m3/h・使用電源:単相100V 50Hz2)直管部分の圧力損失を求めます。(1)直管部分の長さを合計します。(A)+(B)+(C)=1.5+0.5+8=10m(2)風量と圧力損失の関係を計算式により求めます。3)局部損失を求めます。(1)エルボ部の圧力損失を求めます。4)全体の圧カ損失を求めます。全体の圧力損失△Ptは、2)で求めた直管部分の圧力損失△Pt1と3)で求めた局部損失△Pt2、△Pt3を合計したものです。上記の計算結果より、全体の圧力損失と風量の関係をグラフ化します。(2)パイプフード部の圧力損失を求めます。上記式に条件項目下記を与え、直管部分の圧力損失を求めた時と同じ風量域の圧力損失を計算します。ζ=0.22……P.539付表8「局部損失係数表」より上記1~4式に条件項目下記を与え、必要換気風量90m3/h近辺の風量域(ここでは、Q=60、90、120m3/h)について、圧力損失を求めます。 = 10m(ダクト長さ合計) d = 0.1m(ダクトの内径) γ = 1.1985kg/m3(空気の密度) g = 9.807m/s2(重力の加速度) ε = 0.00018m(スパイラルダクト 内壁の粗さ) ν = 1.5194×10-5m2/s(動粘性係数) A = 0.00785m2 Cg'= 9.807(力の換算係数) γ = 1.1985kg/m3 g = 9.807m/s2 Cg'= 9.807△Pt1 = λ・………………1式V2γ・Cg'2gdλ=0.00551+(20000[]……………2式+)106ReεdRe=……………………………………………………3式v・dνv=………………………………………4式Q60×60×Av=………………………………………4式Q60×60×A△Pt3 = ζ……………………………6式V2γ・Cg'2gエルボ部と同様に圧力損失を計算します。ζ=1.45…P.539~P.541付表3「ダクト用応用部品の圧力損失早見表」より(パイプフードDV-141LYの場合はP.533)v=………………………………………4式Q60×60×A13

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