東芝換気・送風機 設計・工事専門家用 2012年
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産業用換気扇403三相200Vインバータ産業用換気扇インバータ■適用機種および制御可能台数1.適用機種以外の有圧換気扇またはストレートダクトファンに使用されると、インバータの容量不足や機械的共振による騒音・振動の発生などの問題があるため、適用機種以外の換気扇はイン バータで運転しないでください。2.対象機種の最大負荷電流値の1.15倍の値がインバータの定格電流を越えない範囲で適用機種および制御台数をご選定ください。3.異機種の組み合わせ台数は、合計電流の1.15倍の値が定格電流を越えない台数としてください。4.複数台運転の場合に電動シャッターをご使用になるときは、電動シャッターの開閉時電流の合計が4A以下になるようにしてください。(4Aを超える場合は外部リレー等を接続してください。) 電動シャッターの開閉時電流はP.370に記載してあります。5.換気扇の取付状態による特定周波数での共振が生じたような場合、周波数ジャンプ機能を用いて共振を防止してください。6.上記機種以外の送風機は電流容量オーバの問題があり、インバータで運転することができません。《有圧換気扇》排給排給排給排給排給排給排給排給8811222111------101011322211--11--232232755433112211VP-408TNXVP-454TNXVP-456TNXVP-526TNVP-546TNVP-574TNVP-646TNVP-676TN形 名排気/給気使用可能台数3.3A定格出力電流インバータFVF-S112004PY1使用可能台数4.2AFVF-S112007PY1使用可能台数9.1AFVF-S112022PY1排給排給排給排給排給排給排給排給99661010322211773312128813134332119943262618172929876632191988VP-254TNXVP-304TNXVP-306TNXVP-354TNXVP-424TNXVP-444TNXVP-406TNXVP-416TNX形 名排気/給気使用可能台数3.3A定格出力電流インバータFVF-S112004PY1使用可能台数4.2AFVF-S112007PY1使用可能台数9.1AFVF-S112022PY1《ストレートダクトファン》※強弱ノッチのある機種は、強運転の結線で制御してください(弱ノッチ運転の結線では制御できません)。強強強強強強強強強強強強強43221-43221-15432115432111129653212965423DVS-80TKDVS-90TKDVS-100TKDVS-120TKDVS-150TKDVS-180TKDVS-80TUKDVS-90TUKDVS-100TUKDVS-120TUKDVS-150TUKDVS-180TUKDVS-150TXUK形 名運転モード使用可能台数3.3A定格出力電流インバータFVF-S112004PY1使用可能台数4.2AFVF-S112007PY1使用可能台数9.1AFVF-S112022PY1電 圧三相200V適用インバータ形名FVF-S112004PY1FVF-S112007PY1FVF-S112022PY1モータ出力(KW)0.40.752.2電磁接触器(MC)C13(13A)C13(13A)C13(13A)直流リアクトル(DCL)形名DCL2-2004DCL2-2007DCL2-2022入力リアクトル(ACL)形名推奨電線サイズ(mm2)零相リアクトルフェライトコア形ノイズフィルタRC5078RC5078RC5078R、S、TDCLありリアクトルなしPFL-2005SPFL-2005SPFL-2011S222U、V、W222ノーヒューズ遮断器(MCCB)漏電遮断器(ELCB)(  )内はELCB形式NJ30E(NJV30E)5ANJ30E(NJV30E)10ANJ30E(NJV30E)20ANJ30E(NJV30E)5ANJ30E(NJV30E)5ANJ30E(NJV30E)15Aリアクトル種類入力リアクトル直流リアクトル力率改善○○効  果高調波○○外来サージ抑制○×■周辺機器の選定※上記周辺機器はお客様手配になります。※上記周辺機器は東芝産業機器システム商品となります。東芝産業機器システム株式会社 本社03-5644-5502へお問い合わせください。注1.ノーヒューズ遮断器の形式は電源容量に合わせて選定してください。 2.インバータを使用した場合、漏れ電流の影響で、漏電遮断器が不要動作することがあります。漏電遮断器は高周波対策品をご使用ください。 3.電磁接触器、リレー用励磁コイルにはサージキラーを取り付けてください。 4.電線は配線長30mの場合を示します。 5.制御回路の電線は、0.75mm2以上のシールド線を使用してください。 6.接地線用電線サイズは3.5mm2以上の電線を使用してください。 7.電線サイズは、周囲温度50℃にて、HIV電線(絶縁物の最高許容温度75℃の銅電線)を使用した場合です。 8.インバータなどの高調波発生機器からの高調波電流が電源側や同一電力系統に接続されている他の機器へ影響を与えるため、平成6年9月に高調波抑制対策ガイドラインが制定され  ました。  「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」  高圧又は特別高圧で受電する需要家において、高調波発生機器を新設、増設又は更新する際にその需要家から流出する高調波電流の上限値を規定したものです。  高調波発生機器がこのガイドラインで定めている等価容量の限度値や高調波流出電流の上限値を超える場合には、上限値以下になるような対策を施すことが必要となります。 9.インバータ電源側の入力力率改善、高調波低減または外来サージを抑制する場合に使用します。電源容量が200kVA以上で、かつ、電源容量がインバータ容量の10倍以上の場合や、  同一の配電系統にサイリスタ機器などの歪波発生源、大容量インバータが接続されている場合に直流リアクトルまたは交流リアクトルを設置してください。 10.インバータの出力側には、入力に設置するラジオノイズフィルタは接続しないでください。(また、進相コンデンサ(力率改善コンデンサ)、サージキラーもインバータの出力側には接続し  ないでください。) 11.三相200Vインバータの出力側のノイズフィルタとしては、出力配線3本を零相リアクトルフェライトコア形(RC5078)に4ターン以上巻きつけて対応してください。

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