東芝換気・送風機 設計・工事専門家用 2016年度版
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531基 礎 編(B)0.5m1.5m(E)(F)(C)(D)(A)直角エルボR/D=1(2ヶ所)パイプフードDV-141LY8m部品90゜エルボ(R/D=1)等価円管長さφ100→1.2mφ150→2.1m表3ー7  エルボの等価円管長さ早見表配管の部分ABCDEF合計ダクト長さ・等価円管長さ(m)1.50.58.01.21.25.217.61501005005050m40m30m20m15m10m5m10015020050Hz60Hz風量 (m3/h)静圧(Pa)必要換気風量90m3/hを満たしている●静圧-風量特性(DVF-G14R8)局部損失を等価円管長さに置き換え、静圧-風量特性表中のダクト抵抗曲線を利用して、概略の風量を読みとる簡略的な方法です。・使用ダクト:スパイラルダクトφ100・必要換気風量:90m3/h・使用電源:単相100V 50Hz(1)直角エルボの等価円管長さ(D)、(E) 1.2m…表3-7「エルボの等価円管長さ早見表」より(2)パイプフード DV-141LYの等価円管長さ(F) 5.2m…P.532付表3「ダクト用応用部品の圧力損失早見表」より簡略法ですから、ここで17.6m→20mと読みかえます。ダクトの長さの合計から得られた数値をもとに、静圧-風量特性表の中から、20mのダクト抵抗曲線と静圧-風量特性の交点が90m3/h以上である機種を選びます。上図のように実施例の配管条件ではDVF-G14R8を使用すれば必要換気量90m3/hを満足することができます。ただし、上記の方法は簡略的に求めるものですので、精度を上げる必要がある場合には、圧力損失計算式を用いて算出してください。(6)ダクト抵抗曲線を利用した簡略法①. 配管の条件②. 局部損失を等価円管長さに置き換えます。③. ダクト長さの合計を求めます。④. 機種の選定付表付表1.円形ダクトの摩擦損失図表摩擦損失(Pa/m)※ダクト内壁の粗さε=0.18mmの場合付表2.矩形管→円管への換算表102030405060矩形管の長辺708090100200300102030405060708090100200300300200100908070605040302010300200100908070605040302012131415161718192022242628303234363840455055606570758085909510011012013014015016017018019020022024026028030010矩形管の長辺矩形管の短辺矩形管の短辺等価の円管直径

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