東芝換気・送風機 設計・工事専門家用 2019年4月
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545基 礎 編■計算結果Q=(m3/h)6090120V(m/s)2.1233.1854.246 Pt(Pa)13.3329.7953.0211式に条件項目下記を与え、全体の圧力損失を計算します。 λ=0.028t = 17.6m d = 0.1m γ = 1.1985kg/m3 g = 9.807m/s2 Cg'= 9.807 4)項で計算した値とは若干異なります。(5)換気扇の機種を選定します。 5)項と同様にして機種を選び、性能を確認します。(B)0.5m1.5m(E)(F)(C)(D)(A)直角エルボR/D=1(2ヶ所)パイプフードDV-141LY8m部品90゜エルボ(R/D=1)等価円管長さφ100→1.2mφ150→2.1m表3ー7  エルボの等価円管長さ早見表配管の部分ABCDEF合計ダクト長さ・等価円管長さ(m)1.50.58.01.21.25.217.6風量(m3/h)静圧(Pa)必要換気風量90m3/hを満たしている●静圧-風量特性(DVF-T14RV)局部損失を等価円管長さに置き換え、静圧-風量特性表中のダクト抵抗曲線を利用して、概略の風量を読みとる簡略的な方法です。・使用ダクト:スパイラルダクトφ100・必要換気風量:90m3/h・使用電源:単相100V 50Hz(1)直角エルボの等価円管長さ(D)、(E) 1.2m…表3-7「エルボの等価円管長さ早見表」より(2)パイプフード DV-141LYの等価円管長さ(F) 5.2m…P.546付表3「ダクト用応用部品の圧力損失早見表」より簡略法ですから、ここで17.6m→20mと読みかえます。ダクトの長さの合計から得られた数値をもとに、静圧-風量特性表の中から、20mのダクト抵抗曲線と静圧-風量特性の交点が90m3/h以上である機種を選びます。左下図のように実施例の配管条件ではDVF-T14RVを使用すれば必要換気量90m3/hを満足することができます。ただし、上記の方法は簡略的に求めるものですので、精度を上げる必要がある場合には、圧力損失計算式を用いて算出してください。(6)ダクト抵抗曲線を利用した簡略法①. 配管の条件②. 局部損失を等価円管長さに置き換えます。③. ダクト長さの合計を求めます。④. 機種の選定付表付表1.円形ダクトの摩擦損失図表摩擦損失(Pa/m)※ダクト内壁の粗さε=0.18mmの場合付表2.矩形管→円管への換算表102030405060矩形管の長辺708090100200300102030405060708090100200300300200100908070605040302010300200100908070605040302012131415161718192022242628303234363840455055606570758085909510011012013014015016017018019020022024026028030010矩形管の長辺矩形管の短辺矩形管の短辺等価の円管直径

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