吸収冷温水機/吸収冷凍機2004年2月
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7中形ガス・油焚吸収冷温水機【TAG形】【TAO形】納入範囲一覧(TAG・TAO・TAP シリーズ)施工上の留意点1.内が標準納入範囲です。これ以外は貴社にてご施工ください。2. 配管接続位置および配管サイズは外形図を参照ください。3. 冷温水ポンプ、冷却水ポンプ、膨張タンク等の設置位置は静水頭およびポンプ揚程を考慮の上、吸収冷温水機本体に冷温水、冷却水系共に0.58MPa(ゲージ圧力){6kgf/cm2}以上の圧力がかからないように設計してください。〔水圧が0.58MPa(ゲージ圧力){6kgf/cm2}を超える場合は水室が特殊となります〕4. 冷温水ポンプ、冷却水ポンプは吸収冷温水機1台に対して専用のものを設け、流量が常に一定になるようにしてください。5. 冷温水、冷却水系配管に10メッシュ程度のストレーナを設けてください。6.吸収冷温水機の冷温水、冷却水出入口近くに圧力計と温度計を設けてください。7. 冷温水、冷却水系の各配管で各水室よりも高い位置に空気抜き弁を設け、冷温水、冷却水入口ノズルの接続配管の最下部に排水弁を取付けてください。8. 冷却塔ファンの発停制御は、冷温水機内蔵の温度センサーにより冷温水機制御盤で行うことができます。配線接続要領図を参照してください。冷却塔ファンの発停制御を冷温水機制御盤で行われない場合は、冷却水温度センサーを設けて冷却水温度制御を行ってください。9. 冷却水・冷温水については、日本冷凍空調工業会ガイドライン(冷凍空調機器用水質ガイドラインJRA-GL-02-1994)に従った管理をお願い致します。特に冷却水系統には自動ブロー装置や薬注装置等を設け、適切な水質管理を行ってください。10. 冷却水出入口のストップ弁と吸収冷温水機間の配管中に薬洗用ストップ弁(40A)を用意ください。(出入口配管各1個ずつ)11. 冷温水配管に必ず膨張タンクを設けてください。その場合、膨張管に弁はつけないでください。12. 吸収器、凝縮器はチューブ掃除、チューブ交換等に必要なスペースを確保してください。(外形寸法図参照)13. チューブ掃除のための水源を用意してください。14. 冷却塔位置が吸収冷温水機より低い場合は冷却水ポンプ吐出し側にチェッキ弁を入れてください。15. 吸収冷温水機本体に荷重がかからないように配管類を支持してください。16. 吸収温水機をスプリング防振架台上に設置する場合、吸収冷温水機と接続される配管類はすべてフレキシブル継手としてください。17. 複数台の吸収冷温水機が共通ヘッダを介して並列運転される時は、特定の機械のみ過大な負荷がかからないように冷温水流量のバランスがとれるように施工してください。18. 冬期の運転では停止中に凍結をきたさないよう充分な管理をしてください。特に冷却水系は機内に保有しないよう冷却水入口配管の最下部から排水するようにしてください。機  器試  験搬入据付電気工事断  熱その他項    目吸収冷温水機本体冷却塔本体冷温水ポンプ冷却水ポンプ膨張タンク出荷時の工場試験現地試運転調整工場から現場館側まで車上から基礎上まで吸収冷温水機据え付けアンカーポルト、座金、ナット電源配線インタロック配線リモートパネル、台数制御盤との渡り配線冷却水温度制御(冷却塔ファン発停)冷温水配管凍結防止抑制(冷温水ポンプ発停)吸収冷温水機本体の断熱工事基礎工事外部配管工事煙道、煙突工事現地組立用電気、水、モルタル等現地試運転用電気、水、ガス等現地納入後の保管、養生等標準形○○○○○○○納入範囲パック形○○○○○○○○○○○組合せ○○○○○○○客先施工○○○○○○○○○○○○そ の 他2台設置の場合は客先施工冷・暖各1回車上渡しとなります。設置工事含む吸収冷温水機に内蔵吸収冷温水機に内蔵当社標準仕様水配管、ガス配管

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