エアハンドリングユニットカタログ2004年5月
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7一般タイプ●全熱交換器付、レターンファン付、VAV方式への展開外気取り入れ負荷の軽減に欠かせない全熱交換器を空気調和機に組み込みました。接続工事が不要で、しかもコンパクト化に成功しています。外気取り入れ負荷の軽減に欠かせない年間を通じて冷房が必要なビルの空調の省エネルギー化を実現します。外気を最大限に利用することにより、冷凍機での電力消費を20%以上も節減することができます。可変風量(VAV)システムを取り入れて、電力消費のロスをなくすのが、VAV空気調和機です。VAVターミナルユニットを用いて、負荷の異なる多数ゾーンを空調したり、室温に応じて給気ファンの風量を可変してひとつのゾーンを空調するなどさまざまに活用可能。インバータ方式、エコノディスク方式、スクロールダンパ方式など、さまざまな方式があります。インバータ制御方式(すべての〔GT仕様〕標準型空気調和機に対応)インバータ制御方式のVAVは、周波数を制御することによって、モータ回転数をコントロールする方式です。そのため、あらゆる方式の空気調和機に取付け可能で、きわめて有効な省エネルギー性を発揮します。エコノディスク方式(プラグファン組込型空気調和機専用(特許出願中))この装置は、インレットベーンや吐出ダンパなど従来の機械式風量制御機構と違って、要求された風量・静圧になるよう気流の通過するブレードの入口幅を調整するため、制御時の動力低減率が大きく、騒音発生も少ないのが特長です。スクロールダンパ方式(シロッコファン組込型空気調和機専用)この装置は、吐出風量を任意に設定でき、負荷に応じて室内への送風量と空気条件をある程度調節できます。また、設計時のオーバーデザイン調整も簡単です。全熱交換器付レターンファン付VAV方式

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