チリングユニットカタログ2007年12月
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1.電気配線の注意 1. 弊社提出の仕様表、外形図、配線図を参照してください。 2. 電源電圧は、定格電圧の±10%以内、相間バランス±2%以内を守ってください。   不適当な電圧で運転しますと、故障の原因となり、保証の対象とはなりません。 3. 配線は必ず所轄の電力会社の諸規定及び電気設備技術基準・内線規程に従ってください。 4. 設置場所によっては漏電遮断器の取付けが必要となります。   漏電遮断器は電気設備技術基準第41条及び第177条により、設置基準が定められています。   漏電遮断器を取付けていないと感電の原因になることがあります。 5. アース配線(接地工事)は必ず行ってください。接地工事は法律により、C種接地工事が必要です。アース端子より電気設備技術基準・内線規程 など関係法規に従って施工してください。ガス管や水道管へのアース接続はしないでください。アースが不完全の場合、感電の原因になること があります。 6. 配線は短絡等の事故に備えて、必ずノーヒューズブレーカを設置するようにしてくだい。 7. ユニットの電源スイッチとヒューズボックスは、サービス中に誤ってスイッチが入れられないように、チラーから見える位置に設置してください。 水 水配管系統設計例 電 電気配線要領 ■配管施工例 チラー側の流量と負荷側の流量のアンバランス調整を行うためにバイパス管が設けられた場合、外付サーミスタにより、実送水温度(チラー出口とバイパス流が合流した部分の温度)で容量段数を決定し、バイパス流の影響を加味した運転を行うことができます。 ●各モジュールは内蔵ポンプの流量を変化させて温度差が目標値になるように制御します。 ●チラー流量は、負荷によって変化します。 ●負荷側の流量とチラー側の流量が協調しない場合は、バイパス管によりアンバランス調整が 行われます。 ●各モジュールの流量配分を良くするため、冷温水配管はリバースリターンとしてください。 ●バイパス管は、モジュール内蔵ポンプによる冷温水のショートサイクル防止のため、チラーと 二次側ポンプの間に最低保有水量を確保するように設けてください。 注1. チラー(各モジュール)の配管部に取付けられているストレーナとは別に、設備側配管のポンプ入口近くにも洗浄可能なストレーナを取付けてください。    なお、ストレーナは20メッシュ以上を使用してください。 注2. 水配管には保温材を巻いてください。 10

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