東芝キヤリア技術史
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製品技術器発蒸器発蒸機縮圧器縮凝器縮凝機縮圧機縮圧 ABCD ABCDABC 力D熱交換器能 力■それぞれの室内ユニットの声を聞いてロス無くバランス の良い冷媒供給ができます。ABDCの過剰を抑えての不足を補うロスロス目標値圧縮機インバーター0.1Hz刻みのコントロール目標値能力演算能力ミニマム制御室外ファンインバーター60rpm低速回転銅 賞省エネ大賞1980年(昭和55年)業務用インバータエアコン 世界初の業務用インバータエアコンである。インバータは独自開発し、従来から1/6のコンパクト化に成功。コンプレッサは既に極数変換による回転数可変運転に対応していTH300JA-Eを採用し、床置室内機に搭載された。2020年にはIEEEマイルストーンに認定されている。1999年(平成11年)モジュールマルチシリーズ 室外をライン連結することによる同一冷媒系統のシステム大容量化を達成しダントツのシステム最大46HPまで2馬力刻みのラインナップは他社を圧倒した。ビル用マルチシステムで重要な階またぎのパイプシャフト専有面積を激減。1969年天吊形スプリットエアコン発売1960年床置形パッケージエアコン発売(富士)1955年床置形パッケージエアコン発売(柳町)1953年東洋キヤリア工業で米国キヤリア社設計のパッケージエアコンを生産、販売開始室外機室内ユニット1971年2室マルチシステム発売(室外分岐方式)1970年水熱源ヒートポンプユニットモジュラックシステム発売1980年業務用インバーター世界初エアコン発売1977年店舗用オフィス用業界初「カスタムエアコン」シリーズ投入床置き形カスタムエアコン発売1978年天吊形カスタムエアコン発売1980年壁掛形カスタムエアコン発売1983年天井カセット形カスタムエアコン発売1984年壁掛形カスタムエアコン発売1985年天吊形カスタムエアコン発売1986年東芝製カスタムエアコン対米輸出開始米国キヤリア社ブランドOEMこの3点の温度センサーの温度差をもとに、室外機が最適冷媒量を判断。電子制御弁1988年スーパーマルチ 発売8,10HP追加1990年スーパーマルチAI-Ⅱシリーズ 発売13,16,20HP1990年スーパーマルチ冷暖フレックス 発売1991年水熱源マルチ 発売1985年初代マルチシステム発売(室内直列方式)1989年空気マルチ日本初VARVパッケージ 発売1999年モジュールマルチ(MMS) 発売8,10HP(~46HP)(多連結による大容量化)2000年R407C採用 MMS 発売8,10HP(~46HP)1998年R407C採用 ワイドマルチ 発売13,16,20HP1998年氷蓄熱ワイドマルチ 発売13,16,20HP2000年R410A採用パワーエコ 発売業界初(壁掛先行販売)銅 賞省エネ大賞2001年業界初RR410A採用スーパーパワーエコ(SPE)発売2001年スマートエコ(SME)発売1.5~10HP(普及機も全てインバータ搭載)銀 賞省エネ大賞2001年業界初SPE-BIG発売1995年ワイドマルチ 発売13,16,20HP追加1993年水熱源マルチ冷暖フレックス 発売1996年業務用パッケージエアコン131960年(昭和35年)床置形バッケージエアコン開発 オールインワン式コンプレッサを組み込んだ水冷式冷房専用機1987年(昭和62年)ビル用マルチシステム室外機(スーパーマルチ) 日本初となる「セレクトフリー個別運転」で、室内形態の自由選択と各室内ユニットの負荷状況に応じて無段階に能力比例制御するという現代のビルマルチに通じる個別分散空調を実現。VRF(最適冷媒制御)システム Variable Refrigerant Flow System (マルチシステム) 全室内ユニットに、時々刻々変化する必要冷媒量を、最小限にし■アンバランスのまま、末端まで能力を出そうとすると ロスがでます。て十分に供給。エネルギーロスを防ぎ、快適性を高め、さらに冷媒圧力を可変させる当社独自の技術です。ロス 能RAC-38P4MUP-M502HTM1977年(昭和52年)カスタムエアコンシリーズ投入「大きな木かげ」がコンセプト● 家庭用並みの簡単工事で設置・室内ユニット軽量コンパクトにし、 現地ロー付け作業不要・据付工数はほぼ家庭用と同等①室内設置④リークチェック②室外設置⑤配線③配管接続⑥試運転1994年(平成6年)ビル用マルチシステム室外機(ワイドマルチ) 分岐ジョイントと分岐ヘッダを配し、各室内ユニットに内蔵したセンサと流量調整弁で能力按分を行うもので、ライン分岐方式を採用。この分岐方式は現在に引き継がれている。RAV-51HMAY-M51H冷暖フレックス システム(マルチシステム) 最適冷媒制御をさらに進化させた制御で、複数接続された個々の室内ユニットの冷房/暖房の選択ができ、冷暖運転間の熱回収運転が可能。放熱放熱放熱吸熱RAV-46HTY4連結銀 賞省エネ大賞2003年業界初R410A採用スーパーモジュールマルチ(SMMS)発売5,6,8,10,12HP(~48HP)銀 賞省エネ大賞2002年newSPE発売吸熱1st Generation1970(S45)1975(S50)1955(S30)1960(S35)ビル用マルチ空調システムの容量表記:単体容量(~システム最大容量)※ システム最大容量とは連結時同一冷媒系統  の最大容量を指す1965(S40)1980(S55)1990(H2)1987年スーパーマルチ 発売日本初3,5HP(集中分岐方式)1995(H7)1994年ワイドマルチ 発売5,6,8,10HP(ライン分岐方式)2nd Generation2000(H12)

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