東芝キヤリア技術史
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エクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレント省エネ大賞エクセレントエクセレントエクセレントエクセレントエクセレント金賞省エネ大賞2014年(平成26年)スマートカセット フラットで天井面に融和する“業界最薄30mm”2015年(平成27年)ウルトラパワーエコ(UPE)シリーズ R32冷媒採用①業界で最もワイドな室外温度範囲 冷房室外:52℃対応 暖房低外気 : -27℃対応②高い省エネ性を実現③グループ連携による最適化運転を実現2006年(平成18年)横吹マルチ 店舗から小規模ビルなどの需要に向けた横吹の室外筐体を持つマルチシステム。上吹筐体よりもベランダ置きに向いている事から、海外では高級マンション用途に好まれている。MCY-MAP0601HT銀 賞省エネ大賞ECP2015年SMMS-e(海外専用モデル)発売8,10,12,14,16,18,20,22HP(~48HP)(プラットフォーム2→3筐体化)ECP2016年SHRM-e ヒートリカバリーモデル 発売2013年横吹マルチ8-12HP 発売   2015年R32採用 ウルトラパワーエコ(UPE)発売3~6HPエクセレント2014年横吹マルチ4-6HP 発売ECP2014年R410A スーパーパワーECPエコゴールド(SPEG)発売2014年「スマートカセット」発売ECP2016年SPE mini 発売ECP2.5~6HP(スマートエコ後継)2016年SPEG BIG 発売ECPエクセレント8,10HPコンパクト化スマート8,10HPの後継ECPECPECPECP銅 賞省エネ大賞2019年(令和元年)スーパーパワーエコ 暖太郎 -20℃でも業界トップクラスの暖房性能と-27℃の使用範囲を実現するとともに、冷房は外気50℃まで運転可能と、外気温度に左右されないタフな室外機。ECPECPECPECPECP2018年R32採用 SPE ゴールド 発売ECP2019年R32採用 SPE暖太郎 発売2019年R32採用 SME neo 発売2.5~6HP(スマートエコ後継)ECP2004年SMMS冷暖フレックス 発売(海外名:SHRM)2004年氷蓄熱SMMS 発売2005年SME 5,6HPを1ファン化2001年(平成13年)銅 賞省エネ大賞スーパーパワーエコ 圧倒的な省エネを誇る。カスタムの未来として、「別格の省エネ」をアピールした。スーパーパワーエコシリーズはBIGも含めると3年連続で省エネ大賞を受賞している。2001年(平成13年)スマートエコ それまでの普及機の大きくて重いイメージを一新、据付性を大幅に改善。賢く省エネ、しかも軽量コンパクト筐体ということで、「スマートエコ」と呼称し、更新需要で好評を博した。業務用エアコンのインバータ化率100%に大きく貢献した。2003年(平成15年)スーパーモジュールマルチ インバーター&グリーン戦略をビルマルチに展開した商品。高効率冷媒R410Aを採用し圧倒的な省エネ性を誇る。2種類のプラットフォーム筐体の組み合わせで5~48馬力を構成し、海外仕向け地毎の開発効率を大幅に向上した。モジュール連携制御(マルチシステム) ユニット間の独立性を保ちながら必要に応じて連携する技術。【除霜連携制御】 除霜のタイミングをずらして室温低下を抑制【自動バックアップ運転】 同一系統内で故障ユニットが発生しても、  他のユニットが運転継続し故障ユニット の能力分もインバーターでリカバリー【室外組み合わせフリー】 在庫機種の中から自由にシステムを構成 でき、物流管理を簡単・効率化2006年更新用 SMMS 発売(日本専用モデル)2006年新ジャンル商品横吹マルチ4-6馬力 MiNi-SMMS発売(欧州戦略モデル)2007年SPEキューブ 発売ECP4~6HP(2007年発売)3HP以下(2008年発売)2006年寒冷地向SPE暖太郎 発売3,4,5,6HP2006年SME 8,10HPをコンパクト化液インジェクションコンプレッサー(店舗・オフィス用カスタム)厳寒時でも安定した高暖房能力を発揮する冷凍サイクル技術ROA-P450H2012年新興国向けステーブルパワーインバーター(SPI)発売新興国向け冷専インバータ(電源事情が悪くても安定した運転を維持)(リーズナブルな価格でインバータ)AIU-AP1407HROA-RP1603HX液インジェクションツインロータリーコンプレッサー気液二相状態の冷媒(液)を圧縮機に注入し循環量を増やし暖房能力を向上させる。パワーヒートエバ低外気温時を設計ポイントとした冷媒流路設計による効率向上。・熱交換器の表面面積拡大・吸熱量UP・低外気温の暖房性能を確保2018年SMMS-e 省冷媒モデル(欧州向け)発売8,10,12HP2017年コンパクトマルチ空調システムスーパーマルチmini 発売6~10HP(日本向けモデル)2020年スーパーマルチmini 発売3~5HP (日本向モデル)2019年横吹マルチ13,14HP 発売2020年UPE-BIG 発売P80形-P112形P140形-P160形2020年(令和2年)ECPスーパーモジュールマルチ u金賞省エネ大賞 Fガスや省エネ等の規制強化、循環型ビジネスへの期待を背景に筐体・要素・システムなどのプラットフォームを一新。グローバル3拠点同時立ち上げを実施。 単なる冷暖房の空調機能だけでなく、建物の価値向上や周辺ビジネスを取り込むソリューション機能を織り込み、今後の進化を想定して開発されたビル用マルチシステムである。MMY-MUP5001H142015(H27)2014年SMMS-iR 発売更新用(日本専用モデル)ECP3rd Generation2020(R2)金賞省エネ大賞2020年SMMS-u 発売業界初8,10,12,14,16,18,20HP(海外+22,24HP)(~54HP(海外~120HP))(プラットフォーム2筐体)2019年SMMS-7(アジア向冷専)発売ECPエクセレント8~24HP(~60HP)2005(H17)2010(H22)2010年SMMS-i 発売業界初エクセレント5,6,8,10,12,14HP(~48HP)2012年SMMS-i冷暖フレックスタイプ 発売(海外名:SHRM-i)2011年横吹マルチ4-6馬力発売ECPエクセレント(中国/インド高級コンドミニアム)3rd Generation に向けて ビル用マルチシステムを含む業務用空調機は個別分散空調による快適性の高さや、メンテナンスフリーによる利便性の高さが特長だが、顧客・市場によって求められるコトも多様である。低GWP冷媒への転換、省エネ、システム拡張性は言うまでもなく、一定速機からの買い替えを想定した低コスト化技術も重要である。それに加えてソリューション提案技術を開発することで、東芝キヤリアの売上の柱として更なるグローバルでの伸長が期待される。

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