東芝キヤリア技術史
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日本初業界初世界初銅 賞省エネ大賞世界初業界初金賞省エネ大賞金賞省エネ大賞銅 賞省エネ大賞1998年(平成10年)金賞省エネ大賞代替冷媒R410A採用 業界でもいち早くR410Aを採用。省エネは業界トップでその年度の省エネ大賞通商産業大臣賞を受賞した。待機電力も前年度の1/5の0.8Wまで低減している。2001年(平成13年)セルフクリーン機能搭載フラットパネルエアコン 業界初の可動式フラットパネルを採用。停止時に内部の湿度を低減しカビの発生を抑制するセルフクリーン機能を搭載。 フラットパネルはその後室内機の潮流となった。世界初銅 賞省エネ大賞2003年(平成15年)銀 賞省エネ大賞可変気筒デュアルステージコンプレッサ搭載 新開発デュアルステージコンプレッサが低負荷時1シリンダー運転に移行し扇風機並みの電力で連続冷房可能となる。 期間消費電力量で業界トップを達成。換気機能も搭載した。2019年(令和1年)海外家庭用エアコン 2010年以降、海外家庭用エアコンはタイで企画、設計、製造を行っている。 写真のDSKシリーズは日本でいうところの大清快シリーズにあたり、空気清浄機を備えた最上位機種になる。1988年ツインロータリーコンプレッサ家庭用 世界初& ツインエアクリーナー搭載家庭用エアコン発売1988年天井壁コーナー用マイルームoffシリーズ発売1989年輻射パネル暖房エアコン発売 1990年全館空調システム開発・発売(システムダクト形VARVコントロール)1990年スタイリッシュエアコンシリーズスタート1993年省エネ50%ツインDDシリーズ発売1994年電気上手なエアコン EDシリーズ発売1995年電気上手なエアコン GDシリーズ発売    モータ採用1998年R410A採用 大清快LDRシリーズ 発売2001年フラットパネルエアコン発売世界初(パネル開閉機能)2003年可変気筒デュアルコンプレッサ搭載エアコン RAS-NDRシリーズ発売銀 賞省エネ大賞2008年新デュアルステージコンプレッサ搭載大清快PDRシリーズ発売 金賞省エネ大賞1999年新集中巻きモータ採用DCツインロータリーコンプレッサ新ハイブリッド(PAM&PWM)インバータ搭載大清快YDRシリーズ 銀 賞省エネ大賞2010年「大清快UDXシリーズ」発売 RAS-251UDX2014年DSK82012年DSK72012年SUZUMI Plus2013年AVANT2011年Console海外家庭用エアコン【TCTC企画・設計・製造】2011年DSK62017年DSK92021年HAORI2018年PremiumSHORAI2016年SHORAI2016年MIRAI2020年SHORAI(Edge design)2019年SEIYA1990年(平成2年)スタイリッシュエアコン それまでのデザインを一新して縦横比3(高さ298mm、幅900mm)の横長サイズで丸みのある面構成と、木目調に変えてシルキーホワイトベースの高級感ある色で発売されるとたちまち人に気を博した。エアコンデザインの潮流を作った。1993年(平成5年)金賞省エネ大賞超省エネエアコン ツインDDシリーズ 直流ブラシレスモーターを採用したDCツインロータリーコンプレッサを搭載し、超省エネと最大暖房能力5.0kWのハイパワーを実現し、省エネバンガード21(現省エネ大賞)最高賞である通商産業大臣賞を受賞した。ツインロータリーコンプレッサ技術 回転バランスの良さと低速運転時の効率の高さから、インバータエアコンの特長である部分負荷性能に優れており、東芝キヤリア空調機の実使用時における省エネの高さを支えるコア技術である。(同じインバータエアコンでも最小能力は要チェック)1999年 集中巻コイル採用2003 可変容量デュアルコンプ1988年 ツインロータリー化1993年 直流ブラシレス    化業界で唯一扇風機並み の電力で冷房が可能RAS-S281YTRRAS-251NTDRAS-251LDR/RAS-251LADRRAS-285UDRRAS-285NDR/RAS-285NADRRAS-13PKVPG-E163rd Generation2020(R2)2010(H22)▲ 2010年   国内家庭用エアコン事業を東芝ホームアプライアンスに譲渡2007年大清快BDRシリーズ発売1990(H2)2nd Generation2000(H12)1995(H7)2005(H17)3rd Generation に向けて 現在、東芝ブランドの海外向家庭用エアコンは、TCTCが企画・設計・製造・輸出しており、TCTCの収益の柱の一つとなっている。欧州からアジア新興国まで市場は幅広く、超高級機、高級機、中級機、普及機の4つのティアで展開しており、仕向地を含めると毎年膨大機種数の開発を現地のエンジニアを中心に行っている。グローバルの成長のためには必要不可欠な商品であり、低GWP冷媒への転換、省エネ、システム拡張性は言うまでもなく、CPS(サイバー・フィジカル・システム)などの次世代付加価値技術開発を行うことで更なる伸長が期待される。2015(H27)

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