東芝キヤリア技術史
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製品技術業界初業界初業界初ファンの回転数を高めて換気量を確保。業界初業界初業界初業界初一定風量業界初業界初業界初業界初業界初エクセレントエクセレント風が強い場合にはダンパー制御により自動的に設定された換気量に調整。一定風量ECPECP1925年芝浦製作所が「芝浦通風扇」の名称で、わが国初の30cm換気扇を発売1946年東芝が換気扇(排気扇)を発売定風量制御1972年業界初オイルパック式換気扇を発売1974年温度・煙感知器内蔵自動タイプレンジフードファンを発売1978年扁平モータ採用の「窓用」を発売1980年表面被膜張り換気扇「クリアパック付」ミセスコートを発売1981年業界初「3段速調付有圧換気扇」を発売1984年業界初可動パネル付「かくれんぼ」20,25cm発売ファンONダンパーOPEN自然換気がないとき1989年「人感・結露センサー付パイプ用ファン」を発売1995年業界初「ぴたぱね」パイプ用ファンを発売 1998年全電装品内蔵モータ採用ユニットバス用換気扇を発売 1998年自然共生型「ハイブリッド換気システム」を発売 1987年業界初SL端子接続&ドレン排出口付浴室用換気扇を発売1987年「人感・結露センサー付パイプ用ファン」を発売1988年「ロール式フィルター付換気扇」を発売1988年二重断熱構造を採用した「ユニットバス用ダクト用換気扇」を発売2nd Generation2005(H17)2000(H12)2020(R2)▲ (株)東芝愛知工場から東芝キヤリア(株)富士工場に事業移管2006年業界初てのひらサイズパイプ用「プチファン」発売2008年業務用ストレートダクトファン1999年ワンタッチフード & コネクタ採用「ブーツ形レンジフード」を発売1999年省施工ダクト用換気扇「楽タッチ」を発売2000年業界初省施工パイプ用換気扇「パイプ楽タッチ」を発売 2001年銅 賞省エネ大賞「インバータ搭載自動運転」換気システムレンジフードファン発売 銅 賞省エネ大賞2004年ハイブリッド換気システムⅢを発売 2005年省エネ浴室換気乾燥機「バスドライ」を発売東芝独自のエコ乾燥モード2012年ダクト用「ツインエアロファンシリーズ」を発売 2021年パイプ用ファン「サイレントクリーンファン」シリーズ発売2014年多室ダクト用換気扇を発売 1st Generation1955(S30)1965(S40)DVF-14BXS1988年(昭和63年) 「ロール式フィルター付換気扇」を発売 引き紐を2~3回引くだけで手を汚さずにフィルタ交換が完了。1.5ヶ月に一回の操作で、1ロール約一年使用できた。自然換気ダンパーCONTROLファンOFF自然換気が強いとき1960(S35)1970(S45)1987年(昭和62年) 人体感知センサー付きパイプ用ファン1989年(平成1年) 人体感知センサーと、結露センサーによる自動運転のダクト用換気扇1975(S50)1980(S55)1985(S60)VFH-20ARF自然換気 + 機械換気自然の換気力を補うよう、きめ細かなファン抑制で設定された換気量を確保。一定風量機械換気ファンONダンパーOPEN自然換気が少し足りないとき1990(H2)1995(H7)2001年(平成13年) レンジフードファンによるLDKの換気システム 調理時だけでなく通常LDK換気もこなす。直流インバータモータを搭載し、調理中やそうでない様々なシーンで最適化を行う事で空調負荷も軽減し、従来機種に対する省エネ率84%を実現した。 平成13年度の省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞を受賞。2004年(平成16年)ハイブリッド換気システムⅢ  温度差や自然の風の影響で変化する住宅の自然の換気力を検知しながら、過不足分を機械換気で補い、最小限の年間消費電力で運転するシステム。  平成15年度の省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞を受賞。VFR-93YAKVFR-93NAKエクセレントECP銅 賞省エネ大賞DVP-TD14CLDT2021年(令和3年) パイプ用ファン「サイレントクリーンファン」シリーズ 新形状のプロペラの採用とモーターの小型化により大風量で低騒音、メンテナンス性の向上を実現。当社従来品に対して換気風量を23%向上、運転騒音を6dB低減した。VFP-C8MSVSY-20Sツインエアロファンシステム従来の片吸い込みファンに対して、手前と奥側から吸い込む「ツインエアロファン」とすることで、風量を大幅にアップしながら、騒音をほぼ半分(-3dB低減)に抑える技術。ツインエアロファン従来(片吸い込み)2010(H22)銅 賞省エネ大賞2014年(平成26年) エクセレントECP多室ダクト用換気扇 1つの換気扇で複数の空間を24時間同時に換気できる。またツインエアロファンシステムと呼ばれる「両吸い込みファン」の採用で大風量化と低騒音化を両立した。2015(H27)VFP-8M183rd Generation に向けて 換気は家庭でも業務用途でも重要な空調機能であり、基本24時間運転している。 単体としては大風量、低騒音、低入力といった送風機としての性能アップが目標となるが、空間全体で考えると空調/冷凍負荷にも影響する室内圧力コントロール等は換気扇の重要な機能となる。省エネの全体最適化分野はCPSにも絡み、今後も換気扇が関わるソリューション提案のすそ野は広い。

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