東芝キヤリア技術史
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● 小形化・軽量化・構造の最適化による  材料削減(製品、梱包材)● 再生プラスチックの採用拡大● レアメタルの使用量削減● 最適材料での腐食などの予防による  長寿命化● 性能低下・故障リスク低減による長寿命化 (例)遠隔監視システム/定期メンテナンス● 易分解性設計● 水使用製品における水使用量の削減  (例)水使用量の見える化、銀イオン水 採用に水の再利用● 製品に含有される化学物質の 削減・使用中止・代替化● RoHS指令対応部品の採用● REACH規則への対応23SDGs(持続可能な開発目標)とは 2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」の成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。アジェンダは、人間、地球および繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げました。この目標が、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。発表時に環境課題3要素で業界No1。またはオンリーワンECP基準をクリアECP資源有効活用化学物質管理企画・開発・設計● 省エネ性の高い製品開発● 製品の効率的な活用技術の開発● 周辺機器との連携による省エネ技術開発● 待機電力の低減● 性能低下・故障リスク低減による  使用エネルギー削減 (例)故障予防、故障予知● 低GWP冷媒応用技術の開発● 冷媒洩れ検知技術の開発● 製品の最適形状化による輸送時の エネルギー削減● 開発試験の効率化● 製品への省エネモード搭載● 消費電力量の見える化表示エクセレントECP創出 「地球温暖化抑制」「資源有効活用」「化学物質管理」の3要素で、上市時点において主要環境性能がNo.1あるいはオンリーワンの製品が「東芝グループエクセレントECP」として(株)東芝から認定されています。東芝キヤリアでは2009年度に2製品が認定されて以降、毎年エクセレントECP認定製品を創出し、業務用空調機器、大形熱源機器、給湯機器、コールドチェーン機 器、換気機器のすべての製品群で認定されています。エクセレントECP環境調和型製品 (environmentally conscious products)の創出 東芝キヤリアグループでは、全製品において「地球温暖化抑制」 「資源有効活用」「化学物質管理」の3つの課題解決に取り組み、環境性能を継続的に講じる事で、環境調和型製品(ECP)を創出しています。3つの課題地球温暖化抑制

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