東芝キヤリア技術史
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実 証対 話61中央監視室実証型オフィス 執務エリアを実証実験可能なオフィスとし、実際の執務空間で当社の製品や技術などを、様々な条件下で使用・検証しています。 技術者が自ら使用・体感できる環境でリアルタイムに表示される実証データを活用し、製品・ソリューション開発に繋げたり、実証データを遠隔表示、操作する中で、CPSソリューションのアイデアを着想します。 3つのオフィスエリアをそれぞれ東西にブロック分けし、異なる空調システムを使った比較実験を行っています。 データ測定の目的もあり、執務エリアには部門を隔てる壁ははなく、広く開放的な心地よい空間となっています。<実証データ解析画面>持続的成長の実現開発力強化知的生産性向上気付き/着想熟 考機能と目的 2020年に竣工した新技術棟は、東芝キヤリアグループのグローバル開発設計体制のハブ拠点になり、「e-THIRD(イーサード)」と呼ばれます。 「e-THIRD」の名は、「evolution + Technology hub in R & D」を意味し、今後も成長を続けるグローバル空調事業をはじめ、ヒートポンプ技術を応用した製品、システム、ソリューションの研究・開発の強化や、東芝グループが目指すCPS (Cyber physical systems)ソリューション企業に向けた技術を進化・展開のため、最新技術の開発に取り込む決意を示しています。技と術のDNA×R&D

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