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東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

平成24年度文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)を受賞 「家庭エアコン用可変気筒式ツインロータリーコンプレッサーの開発」

2012年05月10日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(取締役社長:井上章、本社:東京都港区)は、平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・科学技術賞(開発部門)を受賞しました。
文部科学大臣表彰・科学技術賞は、我が国の科学技術分野において社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利用されている画期的な研究開発、若しくは発明を行った者を対象に授与されるものです。
今回の受賞は、弊社の可変気筒式ツインロータリーコンプレッサー(デュアルコンプレッサー)が空調負荷に応じて自在に気筒数を変更できる斬新性と、実使用運転で高い省エネ性を発揮できる技術の開発が評価されたものです。

業績名:家庭エアコン用可変気筒式ツインロータリーコンプレッサーの開発
受賞者:富永 健    コンプレッサー事業部設計部
    志田 勝吾   コンプレッサー事業部設計部
    平野 浩二   コンプレッサー事業部設計部
    北市 昌一郎  コンプレッサー事業部企画部



01
表彰楯
技術内容:
家庭エアコンをはじめとした空調機では、運転開始時には、居住空間をすぐに暖めたい、冷やしたいとの要求から一定の能力を必要としますが、設定温度に近づくと、その要求負荷は小さくなるため、コンプレッサーの回転数を低下させることで能力を制御しています。
しかし近年の住宅では高気密・高断熱化が進み、ひとたび設定温度に到達すると要求負荷は非常に小さい値になり、コンプレッサーの下限回転数を下回るエアコンの最小能力領域にまで達してしまいます。このような条件下では、エアコン、コンプレッサーともに断続運転となってしまい、室内の温度変動や消費電力の増加を招く結果になっていました(自動車の運転で、発進・停止を頻繁に繰り返していると燃費が悪くなるのと同様です)。
本技術は、要求負荷に応じてツインロータリーコンプレッサーの2つの圧縮室のうち1室を自在に休筒(非圧縮)運転させることができ、コンプレッサー1台で、大小2台分(2つの排除容積)の役割を果たすことができる機能を実現しました。
同時に、本開発により、連続運転での最小能力はこれまでの半分以下にまで低減でき、その能力可変幅は、能力比31倍までに達するようになりました。消費電力の削減にも大きく寄与し、気密性の高い住宅では、冷房時は扇風機並みの45Wで、暖房時は電球1個分相当の電力で運転可能になりました。これまで寒冷地ではヒートポンプ式空調機があまり普及してきませんでしたが、気密性の高い住宅がますます増えていることから、本技術の採用による普及拡大と電力削減への寄与が期待されます。

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 東芝キヤリア株式会社 広報室 TEL:03-6409-1735

プレスリリース記載の情報(商品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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