東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

杭州経済技術開発区への進出に関する調印式について

2012年06月20日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(取締役社長:井上 章、本社所在地:東京都港区)は、中国浙江省の杭州経済技術開発区と、同開発区内に中国国内向け空調機器の製造・販売拠点となる新会社を設立するプロジェクトを推進することで合意し、本日、調印式を行って「投資協議書」を締結しました。

 新会社は、当社とキヤリア・アジア社(Carrier Asia Limited)との共同出資により、2012年度中を目処に設立される予定です。
 新会社は、今後2年間に積極的な事業展開を図り、2015年にはVRF(*)を主とした、室内機では約30万台、室外機では約7万台の生産能力を有する製造・販売拠点としていく計画です。

 中国における業務用空調市場は、依然として高い成長が続いています。特に当社が得意とするVRFの分野では、中国は世界最大の市場であり、2015年には700億円以上の市場に拡大することが期待されています。
 一方、当社のVRFは、中国市場においても省エネ性や信頼性の面で高く評価され、販売量が急拡大していることから、生産能力の拡大、お客様のニーズに合致した製品の迅速な市場投入が急務となってきました。
 そこで、当社は、現在の空調機器分野において最も先進的な空調技術であるVRFの製造・販売拠点を杭州経済技術開発区内に新たに設立し、中国における製造・販売機能の一層の強化を図ることとしました。

 これを機に、地球環境に配慮した製品を、お客様へ迅速にお届けする体制を整え、今まで以上に、製品ライフサイクルを通じた環境負荷の低減と便利で快適な暮らしの両立に貢献してまいります。

  • *VRF(Variable Refrigerant Flow)とは、ビル、商業複合施設及び大規模集合住宅等で主に採用される、可変冷媒流量制御技術を採用した「マルチ空調システム」のこと。中でも当社は、世界最大容量クラスのインバータ制御によるDCツインロータリコンプレッサを搭載し、同等出力の従来の冷媒流量固定式空調に比べて最大50%の省エネを実現することができるVRFを開発し、製造・販売している。

新会社の概要

新会社の概要

キヤリア・アジア社の概要

キヤリア・アジア社の概要

東芝キヤリアの概要

東芝キヤリアの概要

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