東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

スポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR」大風量仕様タイプの発売について

2018年08月01日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:久保 徹)は、狙ったエリアへの効果的な空調を実現するスポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR(フレックスエアー)」の新しいラインアップとして、大風量仕様タイプの販売を2018年7月31日から開始しました。

 工場や倉庫などの広い空間を対象とする空調には、「全体空調が困難」、「快適な作業環境の確保」、「環境への配慮」などの様々な課題があり、その対策も千差万別です。そのような現場のお客様が直面する課題に対し、「工場や倉庫などの作業環境をより快適にしたい」というお客様の声に向き合い、当社は、スポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR」の販売を2016年7月から開始しています。対象エリア全体を目標の設定温度にするよう空調する設備用パッケージエアコンに比べ、個々の作業者が実際に作業従事する場所となる「スポット」や複数の作業者が働く製造ラインのような工程が対象となる「ゾーン」に対し、冷風感を十分に感じられる空調を効果的に送り届けることが可能なスポット・ゾーン空調システムは、業務用空調市場の新しい分野を切り拓くものとして期待されています。

 今回の大風量仕様タイプの新商品は、室内ユニットの個別分散設置が可能な「軽量かつコンパクトな設計」や柱などに設置が可能で「天井ダクト工事不要」という、「FLEXAIR」の特長はそのままに、「もっと速い風が欲しい。もっと遠くまで風を届けられないか」といったお客様の更なるご要望にお応えし、工場や倉庫はもちろん、体育館、大規模商業施設、ゴルフ場、自動車整備場、駅ホームといった様々な大空間でご利用できるよう次のような特長を加えました。

1.風量14.5立方メートル/毎分(※)を実現!

・標準仕様(9.8立方メートル/毎分(※)に加えて、大風量仕様をラインアップしました。

  • FLEXAIR単体でフィルター有りの場合

2.整流板を組込めば、風が更に遠くまで届けることが可能!

・オプション(特注)の整流板を組み込むことで、ドラフト感(人体に当たって冷風感を与える局所的な気流)がアップします。

3.冷房使用温度範囲を拡大!

・上吹室外ユニットは室内湿球温度30℃・外気乾球温度43℃、横吹室外ユニットは室内湿球温度30℃・外気乾球温度50℃に、冷房使用温度範囲を拡大し、厳しい室内環境にも適応できるようになりました。

4.吹出ダクトが接続可能!

・オプション(特注)のダクトフランジを用いることで、吹出ダクトの接続が可能。吹き出し方向の自由度が拡大し、狙った場所へ更にスポット空調を届けることが可能となりました。

「FLEXAIR」大風量仕様タイプ(外観)

FLEXAIR(フレックスエアー)製品写真
FLEXAIR製品写真(室内・室外) (JPG:0.26MB)

  • 室内ユニット(自立設置型:写真右、単体設置型:写真中央上)、室外ユニット(上吹タイプ:写真左下、横吹タイプ:写真中央下)

東芝グループの環境ビジョンについて

東芝グループは「地球と調和した人類の豊かな生活」を2050年のあるべき姿として描き、これに向けた企業のビジョンとして環境ビジョン2050を設定しています。「つくる、つかう、いかす・かえす」という製品のライフサイクルを通じて、社会の安心・安全と、まだ見ぬ感動や驚きを与える豊かな価値を創造すると同時に、環境影響低減のために「地球温暖化の防止」「資源の有効活用」「化学物質の管理」の3つの課題に取り組むことで、地球との共生を図っていきます。

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【本発表内容に関するお問い合わせ先】
東芝キヤリア株式会社 広報室 ℡044-331-7401

【製品に関するお客さまからのお問い合わせ先】
東芝キヤリア株式会社 国内商品企画部 熱源企画担当 ℡044-331-7414

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