東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

新冷媒R448A・R449A兼用 屋外設置インバータ冷凍機の発売について

2020年06月26日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:久保 徹)は、地球温暖化係数(GWP)の低い冷媒R448A・R449A兼用の6、7、8馬力の屋外設置インバータ冷凍機3機種を新たに発売します。2020年6月22日より先行発売、同年10月1日より通常発売の予定です。

 当社の世界最大級の大容量DCツインインバータロータリーコンプレッサを搭載し、業界トップクラスの高効率運転※1を実現し、CO2排出量およびランニングコスト削減に貢献します。また、広範囲な温度帯に対応しており、お客様の様々なニーズにお応えします。

  • ※12020年6月現在のスクロールコンプレッサを搭載した一般的な6、7、8馬力の冷凍機と比較した場合での当社調べ。

■新商品の主な特長

1.地球温暖化係数(GWP)の低い新冷媒R448A・R449A兼用
本機種に新たに採用した冷媒R448A・R449Aは、不燃性でGWPは従来のR404Aより約65%、R410Aより約34%低く※2、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下フロン排出抑制法)に基づく環境影響度の目標値「A」を達成しています。

2.広範囲な温度帯をカバーするワイドレンジ仕様で幅広い用途で使用可能
使用蒸発温度※3はー40℃~+15℃までと幅広く、中低温域~中高温域をカバーするワイドレンジ仕様で、冷蔵・冷凍用途の他、環境試験装置等幅広い用途で使用可能です。

3.大容量DCツインインバータロータリーコンプレッサ搭載を搭載し、業界トップクラスの省エネ性を実現
6~8馬力の冷凍機は、小型食品小売店の冷蔵・冷凍用途等で使われており、常時運転しているため、全負荷運転時だけでなく、中・低負荷での部分負荷運転時の効率が重要となります。当社の世界最大級の大容量DCツインインバータロータリーコンプレッサを搭載し、業界トップクラスの部分負荷運転効率※4を実現しました。年間を通して、極めて効率の高い運転が可能で、高い省エネ性能を発揮します。

製品画像

  • ※2各冷媒のGWP値(AR4)…R448A: 1,387、R449A: 1,397、 R404A: 3,920、R410A: 2,090
  • ※3冷凍サイクルにおける蒸発器内で冷媒が気化する時の温度。適正な温度で制御する事で省エネ性を図る事が可能。
  • ※42020年6月現在のスクロールコンプレッサを搭載した一般的な6、7、8馬力の冷凍機と比較した場合での当社調べ。

■新製品の概要

仕様表

■東芝グループの環境ビジョン2050について

東芝グループは「地球と調和した人類の豊かな生活」を2050年のあるべき姿として描き、これに向けた企業のビジョンとして環境ビジョン2050を設定しています。「つくる、つかう、いかす・かえす」という製品のライフサイクルを通じて、社会の安心・安全と、まだ見ぬ感動や驚きを与える豊かな価値を創造すると同時に、環境影響低減のために「地球温暖化の防止」「資源の有効活用」「化学物質の管理」の3つの課題に取り組むことで、地球との共生を図っていきます。

■お問い合わせ先

・本ニュースリリースに関するお問い合わせ先
   東芝キヤリア株式会社 広報室 ℡044-331-7401

・本製品に関するお客さまからのお問い合わせ先
   東芝キヤリア株式会社 冷機店舗営業部  ℡044-331-7453

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