ニュースリリース
新形状のプロペラの採用とモーターの小型化により大風量で低騒音、メンテナンス性の向上を実現
パイプ用ファン「サイレントクリーンファン」シリーズの発売について
2021年02月24日
東芝キヤリア株式会社
東芝キヤリア株式会社(取締役社長:久保徹、所在地:神奈川県川崎市)は、換気風量の向上と運転騒音の低減を実現するとともに、羽根を着脱可能としてメンテナンス性を向上させたパイプ用ファンの新製品「サイレントクリーンファンシリーズ」計21機種を、本年5月1日に発売します。
新商品は、モーターの小形化と新開発の「サイレントクリーンファン」の採用により、効率の良い送風を行うことで換気風量を23%注1向上させ、運転騒音を6dB低減注1しています。また、羽根を工具なしで簡単に着脱できる構造を採用し、メンテナンス性も向上させています。
- 注1当社従来機種VFP-C8Cと新機種VFP-C8Mとの比較。50Hz、静圧0Paでの値。
発売の狙い
主に壁に設置され換気を行うパイプ用ファンは、戸建住宅の24時間換気システム用をメインとして、店舗・事務所など非住宅においてもさまざまな建築物に設置され、国内換気扇市場の約3割を占めています。また、昨今のコロナウイルス感染症対策における換気への意識の高まりから、換気風量向上の需要が増しています。それに伴い、快適さを損なわない運転音の低減、機能を維持するためのメンテナンス性、屋内インテリアに合わせたデザイン性、施工性など多岐にわたって一層の機能向上が求められています。
そこで、当社は今回、換気風量を向上し、運転騒音に配慮したメンテナンス性の高いパイプ用ファンの新商品21機種を発売します。また、小形モーターの採用により、建築物への取付可能最小壁厚を小さくしています。
主な特長
1.サイレントクリーンファン採用により、業界トップクラス注2の大風量-低騒音を実現
羽根に埃などが付着すると、換気風量が低下し、運転騒音が増大します。性能を回復させるためのメンテナンス方法として、従来は掃除機で埃を吸い取ることしかできず、充分ではありませんでした。新商品は、本体カバーを外し、羽根を工具なしで外すことができる構造を採用し、外した羽根を水洗いすることができます。
壁に設置されることが多いパイプ用ファンは、屋外からの雨水浸入や外風流入を軽減するため長形フードなどの外壁部材とセットで設置されます。
新商品は小形モーターの採用により、薄い壁への取付を可能としています。
- 注2 接続ダクト径φ100mm、プロペラファンを搭載した0Pa時風量が80m3/h以上の商品において(2021年2月24日、当社調べ)
その他の特長
1.コンパクトサイズのプチファンをラインアップ
これまでご好評をいただいております「プチファン」シリーズをラインアップしています。本体の幅がわずか14cm角のコンパクトサイズで室内インテリア性を損なわず、室内がスッキリします。
2.可動式SL端子で電源接続が簡単
SL端子を可動式にすることで電源接続の施工性を向上させています。特に「プチファン」はコンパクトサイズであり、可動式にすることで施工しやすくしています。
3.ホコリ取りフィルターを別売部品として発売
羽根着脱可能に加え、別売のホコリ取りフィルターを装着することでメンテナンスの頻度を更に少なくすることができるようにしています。
本資料に関するお問合わせ先
本ニュースリリースに関するお問い合わせ先
東芝キヤリア株式会社 広報室 TEL 044-331-7401
お客様からのお問合わせ先
東芝キヤリア株式会社 国内商品企画部 TEL 044-331-7414
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