東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

欧州における新製造子会社で出荷を開始

ヒートポンプ技術を軸にグローバル成長を加速

2021年04月16日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:久保 徹)のポーランドの製造子会社「東芝キヤリア空調欧州社」は、このたび、出荷を開始しました。

 本製造子会社は、敷地面積約37,000平方メートル、建屋面積約17,700平方メートルの新生産拠点を有し、業務用空調機器や暖房・給湯機器を欧州市場に出荷します。当社として、国内2拠点およびタイ、中国、インドに続く、6つ目の空調機製造拠点です。

 欧州では、各国の制度や環境意識の高まりにより、環境負荷の少ない空調機器の継続的な成長が見込まれています。冬季の暖房・給湯については、現在、ガスを中心とした燃焼系ボイラーによる温水暖房・給湯が主流ですが、より省エネ性の高いヒートポンプ技術を使った暖房・給湯機器の需要が急速に拡大しており、当社が注力する業務用空調機器や暖房・給湯機器の市場は今後も成長が期待されています。この新拠点の稼働により、欧州におけるリードタイムの短縮やローカルフィット商品の増強などを図ることで、今後も伸長が期待される海外市場での東芝ブランド商品のさらなる販売拡大を推進していきます。

 当社社長久保 徹は、出荷開始にあたり次のように述べています。「この度、地元の皆様のサポートをいただきながら、製品の出荷を開始したことを大変うれしく思います。我々のヒートポンプ技術による地球温暖化の抑制に向けた貢献ととともに、事業活動を通じて地元の皆様への貢献を目指します。」

 当社は、これまで培ってきた技術力を活用し、付加価値の高い環境調和型製品を提供することで、グローバルにおけるビジネスの成長を加速してお客様のソリューションをより充実させ、地球環境にも貢献してまいります。

東芝キヤリア空調欧州社の写真

東芝キヤリア空調欧州社の写真

主な製品写真

主な製品写真
ヒートポンプ給湯器ESTIA

新会社の概要

新会社の概要

  • ※1為替レート1ポーランドズロチ=28円で計算した場合。
  • ※2東芝キヤリア欧州社は、東芝キヤリアの100%子会社です。

東芝キヤリアグループ環境未来ビジョン

東芝キヤリアグループは、2007年に東芝グループで策定した「環境ビジョン2050」おける「地球温暖化防止」「資源の有効利用」「化学物質管理」の3つの課題に取り組んできました。2020年、新たに策定された「東芝グループ環境未来ビジョン2050」は、「豊かな価値の創造と地球との共生をめざした環境経営を通じて持続可能な社会の実現に貢献する」ことを目的とし、持続可能な社会、すなわち脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現をめざします。2050年のあるべき姿に向けて「気候変動への対応」「循環経済への対応」「生態系への配慮」の3分野への取り組みを推進していきます。

お問い合わせ先

東芝キヤリア株式会社 広報室    044(331)7401

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