東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

東芝キヤリア中国社の新社屋開所式を開催

2021年06月21日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:久保 徹)の海外子会社である東芝キヤリア中国社は、中国浙江省の杭州市銭塘新区に建設した新社屋への移転が完了し、6月18日に開所式を開催いたしました。当日はオンラインを含め、徹底した新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、政府関係者をはじめ来賓の方々にもご参列いただきました。

 新社屋は、敷地面積約53,300平方メートル、延床面積約72,000平方メートルで、ビル用マルチエアコン(VRF)他空調製品の最新製造設備と最先端の試験室、高層ビルでの信頼性を実証する115mの高落差試験タワーを備えています。また、製造ラインは部品の自動搬送によるセル生産の導入により、高い生産効率と品質を実現します。

 中国のVRF市場は、2016年から2020年までの5年間に亘り年平均14%注1を超える成長を続けており、今後も長期的な需要拡大が見込まれています。東芝キヤリア中国社は、新社屋において競争力の高いVRFを中心に開発・製造を進め、中国を始めグローバル市場に供給していきます。

 当社社長の久保 徹は式典において、「東芝キヤリア中国社は、革新的な技術の創造や人とITが共創するモノづくりによって、新社屋を基点に、お客様により良い製品を供給し、事業の拡大を目指します。またエネルギー問題や気候変動といった環境対応や投資、雇用創出によって地元経済、地域社会に貢献してまいります。」と挨拶を行いました。
 
 当社は昨年、グローバルな研究・開発の中核拠点として静岡県富士市に新技術棟「e-THIRD」を開所し、今年3月には、欧州において新たな製造子会社で出荷を開始するなど、海外事業の強化を目的に積極的な投資を進めてきました。今後もグローバルに成長を続ける「ヒートポンプソリューションカンパニー」として、競争力強化に向けた取り組みを進めていきます。

東芝キヤリア中国社の新社屋の写真

東芝キヤリア中国社の新社屋の写真
プレス画像 (PNG:2.03MB)

東芝キヤリア中国社の概要

東芝キヤリア中国社の概要

  • 注1出典 ABI Market Report
  • 注2キヤリア・アジア社(Carrier Asia Limited)は、米国Carrier Global Corporationの在香港子会社。

東芝キヤリアグループ環境未来ビジョン

東芝キヤリアグループは、2007年に東芝グループで策定した「環境ビジョン2050」おける「地球温暖化防止」「資源の有効利用」「化学物質管理」の3つの課題に取り組んできました。2020年、新たに策定された「東芝グループ環境未来ビジョン2050」は、「豊かな価値の創造と地球との共生をめざした環境経営を通じて持続可能な社会の実現に貢献する」ことを目的とし、持続可能な社会、すなわち脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現をめざします。2050年のあるべき姿に向けて「気候変動への対応」「循環経済への対応」「生態系への配慮」の3分野への取り組みを推進していきます。

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