ニュースリリース
DCモーター搭載で省エネ換気を実現
業務用・全熱交換ユニット『ヒートクルエアー』天井埋込形の発売について
2023年04月18日
東芝キヤリア株式会社
東芝キヤリア株式会社は、業務用・全熱交換ユニット注1『ヒートクルエアー』シリーズの新商品として、「天井埋込形・基本形注2・マイコンタイプ」計9機種を2023年9月1日より発売することを発表しました。この新商品では、空気質の向上と高品質な換気を実現することに加え、従来商品から省エネ性および設計自由度を向上しています。当社は、健康的で安全、サステナブルかつインテリジェントなビルおよびコールドチェーンのソリューション提供で世界をリードするCarrier Global Corporation (NYSE:CARR)の傘下です。
Carrier GCS Japan社長 久保徹は、「本商品は省エネ性と快適性を両立しつつ、新時代の高品質な換気ニーズにお応えする商品です。今後も、お客様にさらなる付加価値を提供すべく、時代やニーズに先行した商品を開発し、お客様に価値を提供してまいります。」とコメントしています。
この商品の主な新機能は以下の通りです。
1. 高効率なDC(直流)モーターを搭載
· AC(交流)モーター搭載の従来商品に比べて消費電力量が低減
· 定風量換気制御により、換気計算が容易
定格風量35%~120%の間において1%刻みで常に一定の風量で自動換気制御
· 定電力制御による静圧 ‐ 風量特性の無段階設定
きめ細かな風量設定により省エネ性がアップし、施工後の微調整に対応
最大電力の5%~100%の範囲において1%刻みで設定可能
2. 機外静圧注3をアップ
· 機外静圧注3を従来商品からアップし、長い距離のダクトでも送風能力を確保できるため、
設計自由度と施工性が向上
· 必要換気量が確保しやすくなり、コロナ禍以降の「求められる換気量の増加」に対応
3. CO2・PM2.5注4センサー(別売)対応
· CO2・PM2.5注4センサーにより、リモコンへ空気環境を表示
· 濃度に応じて換気量を自動制御
· 定風量換気制御時においても換気量の自動制御が可能
4. 集中管理可能なマイコンタイプ
· 当社ビル用マルチ空調システム『スーパーマルチu』シリーズと集中制御システムを構築可能
なお、今冬、同『ヒートクルエアー』シリーズの天吊カセット形の発売も予定しています。
詳細につきましては、こちら (PDF:1.53MB)の添付資料をご覧ください。
- 注1冷暖房された室内空気の熱エネルギーを交換回収しながら換気する機器。
- 注2加湿器付ではないタイプの商品呼称。
- 注3送風機出口の圧力のこと。この値が大きいほど空気を押し込んだり吸い込んだりする送風性能が向上。
- 注4PM2.5とは粒子径2.5μm以下の微小粒子物質の総称。
東芝キヤリアについて
東芝キヤリア株式会社(TCC)は、Carrierの傘下として、エネルギー効率に優れた製品を統合したサステナブルなソリューションを家庭用、店舗・ビル用、工場用途としてお客様に提供しています。Carrier Global Corporation (NYSE: CARR)の一部であるCarrierは、健康的で安全、サステナブルかつインテリジェントなビルおよびコールドチェーン向けのソリューションにおいて世界をリードしています。
本ニュースリリースについてのお問い合わせ先
東芝キヤリア株式会社 広報室
Mail:Tcc-media-relations@carrier.com
ニュースリリース記載の情報(商品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。