日本キヤリア株式会社

ニュースリリース

省エネインバータ技術で第 79 回電気学術振興賞 進歩賞を受賞

2023年07月04日

東芝キヤリア株式会社

東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市)は、「空調機におけるオープン巻線モータ駆動用デュアルインバータの開発 と実用化」の技術に対し、一般社団法人電気学会から第 79 回電気学術振興賞(進歩賞)を受賞したことを発表しま した。贈呈式は 2023 年 5 月 25 日、東京にて執り行われました。

当社は、健康的で安全、サステナブルかつインテリジェントなビルおよびコールドチェーンのソリューション提供におけるグローバ ルリーダーである Carrier Global Corporation(NYSE:CARR)の空調事業部門のひとつ、Global Comfort Solutions (GCS) の傘下です。

本賞は、電気に関する学術・技術において、新規な概念・理論・材料・デバイス・システム・方式等を新たに提案あるいはこ れらの提案を実証した者、および電気に関する製品・設備等を新たに完成または改良し、顕著な成果を上げた者に与えら れる賞です。

昨今の脱炭素・省エネ需要の高まりから空調機の高効率化が求められています。低負荷時の効率改善と最大能力拡大 の両立という課題において、圧縮機モータの高巻数化と直流電圧の昇圧機能による回路電流を低減する手法が従来用 いられてきましたが、最大能力の拡大に伴う回路電流増大による部品の大型化、コストの増大という課題がありました。今 回受賞の技術「デュアルインバータシステム」は、システムの小型・低コストと高効率運転の両立を可能とするものです。

今回の受賞につき、Carrier Global Comfort Solutions(GCS)技術・イノベーション部門の日本統括責任者 政本努 は、「当社の強みであるインバータとコンプレッサ技術を組み合わせることで、画期的な省エネ技術を実現することができまし た。今後もお客様の脱炭素化への取り組みを支援すべく新技術開発に注力していきたいと思います。」とコメントしました。 受賞した技術の概要についてはこちら (PDF:0.61MB)をご覧ください。

東芝キヤリアについて

東芝キヤリア株式会社(TCC)は、Carrier の傘下として、エネルギー効率に優れた製品を統合したサステナブルなソリューシ ョンを家庭用、店舗・ビル用、工場用途としてお客様に提供しています。Carrier Global Corporation (NYSE: CARR) の一部である Carrier は、健康的で安全、サステナブルかつインテリジェントなビルおよびコールドチェーン向けのソリューション において世界をリードしています。

本リリース問い合わせ先

Carrier HVAC Global Comfort Solutions Communications 責任者 加藤美貴子 mikiko.katou@glb.toshiba.co.jp

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