ニュースリリース
DCモーター搭載で省エネ換気を実現
業務用・全熱交換ユニット『ヒートクルエアー®』天吊カセット形の発売について
2023年12月21日
東芝キヤリア株式会社
東芝キヤリア株式会社は、業務用・全熱交換ユニット注1『ヒートクルエアー®』シリーズの新商品として、「天吊カセット形・基本形注2・マイコンタイプ」計4機種を2024年1月16日より発売することを発表しました。このたび発売の天吊カセット形には、2023年9月に発売した業務用・全熱交換ユニット注1・天井埋込形・基本形注2に続きDCモーターを搭載、これまでラインアップが無かった天吊カセット形・マイコンタイプをラインアップ追加しています。また、空気質の向上と高品質な換気を実現することに加え、従来商品から省エネ性および設計自由度を向上しています。
当社は、気候変動やエネルギーといった問題に対するインテリジェントなソリューション提供で世界をリードするCarrier Global Corporation (NYSE:CARR)の傘下です。
Carrier HVAC Japan社長 久保徹は、「高い省エネ性と高品質な換気性能ですでにご好評を頂いている『ヒートクルエアー®』シリーズに天井埋込形に加えて天吊カセット形をラインアップすることで、お客様からのより広いご要望に対応してまいります。今後も、お客様にさらなる付加価値を提供すべく、時代やニーズに先行した商品を開発してまいります。」とコメントしています。
この商品の主な機能は以下の通りです。
1. 機外静圧注3アップで大風量換気を実現
· 全機種の機外静圧注3が従来商品に比べ向上することで、長い距離のダクトでも送風能力を確保でき、
設計自由度と施工性が向上
· 必要換気量が確保しやすくなり、コロナ禍以降の「求められる換気量の増加」に対応
2. 高効率なDC(直流)モーターを搭載
· 定風量換気制御により、換気計算が容易
定格風量35%注4~120%の間において1%刻みで常に一定の風量で自動換気制御
· 定定電力制御による静圧 ‐ 風量特性の無段階設定
きめ細かな風量設定により省エネ性がアップし、施工後の微調整に対応
最大電力の5%注5~100%の範囲において1%刻みで設定可能
3. CO2・PM2.5注6センサー(別売)対応
· CO2・PM2.5注6センサーにより、リモコンへ空気環境を表示
· 濃度に応じて換気量を自動制御
· 定風量換気制御時においても換気量の自動制御が可能
4. 集中管理可能なマイコンタイプ
· 当社ビル用マルチ空調システム『スーパーマルチu™』シリーズと集中制御システムを構築可能
今後、同『ヒートクルエアー®』シリーズの「天井埋込形・直膨コイル付・マイコンタイプ」および「天井埋込形・加湿器付・マイコンタイプ」の発売も予定しています。
写真:業務用・全熱交換ユニット・天吊カセット形・基本形・マイコンタイプ
※写真はインテリアパネル装着済です。インテリアパネルは別売です。
- 注1冷暖房された室内空気の熱エネルギーを交換回収しながら換気する機器。
- 注2加湿器付ではないタイプの商品呼称。
- 注3送風機出口の圧力のこと。この値が大きいほど空気を押し込んだり吸い込んだりする送風性能が向上。
- 注4定風量換気制御時における150m3/hタイプの下限風量は、定格風量の53%(79.5m3/h)となります。下限風量値以下ですと定電力制御になります。
- 注5定電力制御時における150m3/hタイプは、最大電力の10~100%の範囲において、1%刻みで設定可能です。
- 注6PM2.5とは粒子径2.5μm以下の微小粒子物質の総称。
東芝キヤリアについて
東芝キヤリア株式会社は、エネルギー効率に優れた製品を統合したサステナブルなソリューションを家庭用、店舗・ビル用、工場用途としてお客様に提供しています。当社は、次世代の人と地球のために気候変動やエネルギーといった問題に対応するインテリジェントなソリューション提供で世界をリードするCarrier Global Corporation (NYSE: CARR)の傘下です。
当社に関しての詳細はこちらをご覧ください。www.toshiba-carrier.co.jp/
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東芝キヤリア株式会社 広報室
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