社長挨拶

　日頃は、格別のご高配を賜りますとともに、私どもの商品・サービスをご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。

　弊社はこのたび社名を「日本キヤリア株式会社（ニッポンキヤリア）」に変更するとともに、本社オフィスを移転して新たなスタートを切りました。エア・コンディショナーを発明し「空気調和の父」と呼ばれたWillis Carrier（ウィリス・キャリア）の名前を冠する世界トップクラスの空調メーカーのCarrierの一員として、日本市場における気候変動やエネルギーに関する課題に対して「人と地球のために大切なソリューションを提供する」というビジョンを掲げ、心機一転、取り組んでまいります。

　私どもが携わる空調・冷凍機器の領域は、グローバルな課題である温暖化防止やカーボンニュートラルの実現に貢献し、ますます伸び行く領域です。この大きく変容する市場を勝ち抜くためには、時代の変化に合わせて変革を続け、自らの手で「将来を創る」ことが必要です。私たちは、環境創造企業として、これからも再生可能エネルギーの一つであるヒートポンプの技術を軸に、空調はもちろん幅広い分野でお客様のご要望にお応えできる熱応用ソリューションによる最高品質の製品・システム・サービスを提供します。さらに、SDGsの達成に向け、これからのヒートポンプ技術に求められる新たな可能性や価値を提案し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
　また、イノベーションに挑戦し続けるためには「将来に備え」事業基盤の強化が必要不可欠であると考えております。これからも全ての事業活動において生命・安全・法令遵守を最優先するという基本方針のもと、CSR経営を推進してまいります。

　私自身、長年エンジニアとして開発・設計に従事してきたことから、ものづくりに対する強い思いを持っており、これからもより良い商品・サービスを生み出し続ける会社でありたいと考えています。さらに、営業の現場でお客様とのつながりの大切さも実感した経験から、お客様にご満足いただけるソリューションを実現していくことがお客様からの信頼につながり、その信頼が弊社の「将来に備え、将来を創る」ことに結びつくものと確信しています。

　今後も多様なパートナーの皆様とのチームワークを最大限に発揮し、「ヒートポンプソリューションカンパニー」として、お客様の事業に付加価値をもたらす商品・システムそしてサービスをお届けするべく力を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

以上