東芝キヤリア株式会社

循環加温ヒートポンプ「CAONS(カオンズ)」

生産プロセスの温熱利用に循環加温ヒートポンプ「CAONS(カオンズ)」

循環加温ヒートポンプとは

冷媒を使用して空気中から熱を汲み上げ、循環する二次媒体の水を加熱する熱源機です。二次媒体の水(高温水)で運ばれた熱を、例えば洗浄機、加温装置等の生産プロセスに利用すると、エネルギー消費量やランニングコストの大幅な削減を実現し、生産コストの削減に貢献します。また、個別分散設置が可能な為、段階的な導入やレイアウト変更にもフレキシブルに対応可能であり、メンテナンスも容易です。

循環加温ヒートポンプの仕組み(CAONS140の場合)

  1. 冷媒を使って空気中の熱を取り込みます。
  2. 2つのコンプレッサーを搭載。異なる2つの冷媒サイクルを最適制御し、2段階で高温にします。
  3. 高温になった冷媒の熱を水に伝え、循環する水の温度を上げ、高温に保ちます。
  4. 循環する温水を介して、温熱を必要とする洗浄装置、加温装置等に熱を提供します。

循環加温ヒートポンプの仕組み(CAONS140の場合)

ラインアップ紹介

用途にあわせて3ラインアップから選べます。

1. 加熱能力4.5kW CAONS45

低温度帯に特化しており、コンパクト設計で設置場所を選びません。

1. 加熱能力4.5kW CAONS45

2. 加熱能力14kW CAONS140

筐体セパレート方式により、製造工程のレイアウトにあわせて様々な設置ができます。

2. 加熱能力14kW CAONS140

3. 加熱能力70kW CAONS700

大容量ユニットで大規模な加温処理工程の一括管理が可能になりました。

3. 加熱能力70kW CAONS700

導入メリット

工場などの生産プロセスには、温熱を利用する工程があり、ボイラーや電気ヒーターなどの加熱機器が数多く用いられています。蒸気ボイラーは、一般的に集中設置されており、各工程まで長い配管を使って蒸気を搬送するため配管からの放熱ロスが課題となっています。そのため、利用箇所へ分離設置可能で、効率の良いヒートポンプを採用したCAONSを導入すれば、ランニングコストの低減が図れ、メンテナンス要員の人件費も削減できます。

集中設置をしているボイラーの場合
集中設置をしているボイラーの場合

CAONS を導入した分離設置の場合
CAONS を導入した分離設置の場合

CAONS140を導入した場合のコスト試算
CAONS140を導入した場合のコスト試算

詳細はカタログをご覧ください

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