東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

2021年度省エネ大賞にて『空冷ヒートポンプ式熱源機「EDGE32シリーズ」』が資源エネルギー庁長官賞を受賞

2021年12月22日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:久保徹)の『空冷ヒートポンプ式熱源機「EDGE32シリーズ」』が、財団法人省エネルギーセンター主催の2021年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において「資源エネルギー庁長官賞」を受賞することが決定しました。

 省エネ大賞注1は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネの取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するもので、国内全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。

 表彰式は2022年1月26日に東京ビッグサイトにおいて開催される予定です。なお、当社は、2022年2月1日~4日に同じく東京ビッグサイトで開催されるHVAC&R 2022展において「EDGE32シリーズ」のデモ機を展示予定です。

受賞理由

 2017年度に資源エネルギー庁長官賞を受賞した「ユニバーサルスマートX EDGEシリーズ」をベースに更なる環境負荷低減化を図る目的で低GWP注2冷媒(R32)を採用した新モデル「EDGE32シリーズ」と、同時期に上市された遠隔管理クラウドシステム「TCCR-NETTM」注3及びHVAC(ヒーバック)モジュールキットによる熱源省エネ運用システムが評価され受賞に至りました。

熱源省エネ運用システムの概要

 近年、温室効果ガス排出量抑制のため、家庭用エアコンをはじめ空調機器用冷媒の低GWP(地球温暖化係数)化の推進が加速しています。一方で、熱源機器本体の高効率化はもとより、熱源システム全体で考えた場合の省エネ化、最適化を実施するにあたり、煩雑な計装システム設計や施工工程にも課題があります。
 それらの課題を解決するために、低GWP冷媒を採用した熱源機の高効率化、および「HVACモジュールキット」のバルブ開度最適化制御の効果によりランニングコストは当社従来機に対して約8%注4低減し、熱源システム全体の省エネに貢献するとともに負荷側空調機器との協調制御を比較的容易に構築できます。更に、従来から対応している遠隔からの運転状況監視システムを刷新し、遠隔管理クラウドシステム「TCCR-NETTM」を活用することにより、お客様のニーズに合わせた新たな管理コスト低減、付加価値向上に繋がる様々な新しいサービス提供を実現します。

  • 注1主催:財団法人省エネルギーセンター、後援:経済産業省
  • 注2GWP:地球温暖化係数(Global Warming Potential)
  • 注3Toshiba. Carrier Comfortable Remote Access Network Systemの略
  • 注4ランニングコスト試算条件
    注4

熱源システム図

受賞熱源システム:空冷ヒートポンプ式熱源機「EDGE32シリーズ」と熱源システム

詳細はこちらのプレスリリースをご覧ください。

東芝キヤリアグループ環境未来ビジョン

東芝キヤリアグループは、2007年に東芝グループで策定した「環境ビジョン2050」おける「地球温暖化防止」「資源の有効利用」「化学物質管理」の3つの課題に取り組んできました。2020年、新たに策定された「東芝グループ環境未来ビジョン2050」は、「豊かな価値の創造と地球との共生をめざした環境経営を通じて持続可能な社会の実現に貢献する」ことを目的とし、持続可能な社会、すなわち脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現をめざします。2050年のあるべき姿に向けて「気候変動への対応」「循環経済への対応」「生態系への配慮」の3分野への取り組みを推進していきます。

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