日本キヤリア株式会社

よくあるご質問

エコキュートご使用時の、このような時は

貯湯ユニットの排口からお湯や水(湯気)が出てくる
水を沸き上げると体積が膨張します。その膨張分(お湯・水・湯気)を排水しますので、異常ではありません。また昼間でも沸き増し中は膨張水が排水されます。
※8時間通電時、タンク容量の約3%。
ヒートポンプユニットから音がする。
ヒートポンプユニットは沸き上げ中及び凍結防止運転中に若干の運転音が発生します。また、沸き上げ中は冷風が出ますので、寝室の近くやご近所の迷惑になる場所へは据え付けないでください。
浴槽やタイルの目地に青い付着物がつく。
浴槽やタイルの目地、タオルなどが薄青くなることがあります。これは配管などに使われている銅管から溶け出した微量の銅イオンと、石鹸などに含まれる脂肪酸や皮脂などの湯あかが反応して、青い銅石鹸となって付着したものです。この付着物は人体に無害です。この現象は使用地域の水質によって銅管表面が新しい給湯機の使い始めに発生しやすく、使用時間とともに発生しにくくなります(水質によって長く続く場合があります)。青い付着物は放置すると取れにくくなりますので、小まめに掃除してください。浴槽やタイル目地の場合、市販の浴室用洗剤(油汚れ専用)で落とすことができます。タオルの場合、70℃~80℃のお湯に食用酢を混ぜて10~15%の溶液を作り、つけ置きすると色が落ちます。
お湯や水を止めると異音がする。
蛇口を回しながら徐々に閉めるタイプに比べ、シングルレバータイプはお湯(水)の流れを急に止める仕組みのため起こる現象(ウォーターハンマー現象)です。この現象が発生する場合はウォーターハンマー防止装置を取り付けてください。
お湯から油が出たり臭いがする。
設置後、初めてお湯を使用するときは、配管工事の際の油や臭いがお湯に混ざって出る場合があります。しばらく使用すると徐々に無くなります。
貯湯ユニットの中にある水(お湯)を飲用したい。
長期間のご使用によってタンク内に水垢がたまったり、配管部材の劣化などによって水質が変わることがあります。飲用される場合は下記の点に注意し、必ず一度やかんなどで沸騰させてからにしてください。必ず水質基準に適合した水を使用してください。熱いお湯が出てくるまでの水(配管内にたまっている水)は、雑用水としてお使いください。固形物や変色・濁り・異臭があった場合には飲用には使用せずに、直ちに点検の依頼を行ってください。
浴槽に黒い生成物が発生する。
水系機能部品の一部に使用される合成ゴムが水質に含まれる塩素と反応して発生する場合と、銀イオンが水質に含まれる塩化物イオンや水酸化物イオンと反応して発生する場合があります。なお、東芝エコキュートは貯湯ユニット内の合成ゴムの使用量を最小限にしたり、銀イオン濃度をコントロールするなどして、黒い生成物の発生を抑えるよう配慮しています。
ご利用いただける入浴剤の例(推奨品)
●「バブ」「マイクロバブ」(にごりタイプは除く)
(「バブ」「マイクロバブ」は花王(株)の登録商標です)
●「バスクリン」「きき湯」(にごりタイプは除く)
(「バスクリン」「きき湯」は(株)バスクリンの登録商標です)
●「バスロマン」(にごりタイプは除く)
(「バスロマン」はアース製薬(株)の登録商標です)
●推奨品以外は次の入浴剤を使わないでください。
・硫黄、酸、アルカリ、塩分、ミルクやミルク成分を含んだもの
・浴槽に沈殿物(にごり成分)が残るもの
・生薬(固形のもの)
・発泡系のもの
※入浴剤の注意書きをよく読んで、製品に影響のないことを確認してください。
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銀イオンQ&A

水中に設けた対向する純銀電極に低電圧をかけることで、銀をプラスイオン化させて水中に溶かし出します。

お風呂の湯はり回路に銀イオン発生ユニットを搭載。
自動で「湯はり」あるいは「たし湯」「洗浄」(キー操作)のときに銀イオンを出します。
※給湯回路(シャワー・蛇口など)からは銀イオンは出ません。
※ふろ自動によるたし湯のときは銀イオンは出ません。

設定によって異なりますが、200Lのお湯の中に約0.005~0.01g含まれるよう発生量をコントロールしています。

銀イオンはお風呂のお湯のにおいの元になる細菌を除菌、防臭する効果なので、お風呂の汚れは落とせません。

銀イオン発生ユニットは消耗品です。1日1回180Lの湯はりにご使用されたとき、標準で約10年、多めで約5年ご使用いただけます。湯はり回数、たし湯の回数など使用状況によって想定よりも早く消耗する場合があります。

銀イオンの発生量は台所リモコンから設定変更できます。量は、多め、標準(工場出荷時設定)、少なめの3段階に設定でき、銀イオンの発生を止めることも可能です。詳しくは取扱説明書をお読みください。

銀イオンに関しては入浴剤の影響はとくに問題ありませんが、
次のような入浴剤は給湯機の故障の原因となることから使用を禁止しています。
生薬(葉、茎、その他固形のもの) ミルク成分配合
発泡系入浴剤           異種の入浴剤を同時に混ぜたもの
浴槽内での石鹸の使用       石鹸を浴槽内で泡立てること
※硫黄、酸、アルカリ、塩分を含んだ入浴剤、洗剤は使用しないでください。入浴剤、
洗剤を使用するときは注意書きをよく読んで、機器に影響のないものを使用してくだ
さい。

銀は銀食器として使用されたり、古くからその除菌効果や安全性について知られています。また、食品添加物としても認可されており、仁丹などの表面の銀色には銀箔が使われるなど、われわれの身の回りに一般的に存在しています。塩素が法令化で多用される以前は日本でも直接飲料水の殺菌に利用された実例もあります。
一方、『銀』という言葉が公害の原因となった『水銀』と似ていることから勘違いされ、銀が有毒だと誤解されることがありますが、『銀』は有毒な『水銀』とは全く性質の異なる物質です。
万が一、お子様などが間違って浴槽内のお湯を少量飲み込んでしまった場合でも、そのまま体外に排出され特に問題はありませんが、ご心配な場合は最寄りの医療機関へご相談ください。

銀は古くから食器として使用されたり、現在は食品添加物として認可されるなど、金属の中でも極めてアレルギーになりにくい金属です。金属アレルギーの代表はニッケルですが、銀や金の指輪にはニッケルが含まれるものも多いため、誤解されているケースがほとんどです。
しかしながら、医学的にアレルギーが「ゼロ」と実証されているわけではありませんので、症状が出るなどのご心配のある方は運転を停止してください。銀イオン発生ユニットは完全に取り外すこともできますので、取り外しをご希望のお客様は「東芝電気給湯機ご相談センター」までご連絡ください。

銀イオンについてのお願い

  • 銀イオン発生ユニットの交換はお客様自身で行わないでください。必ずお求めの販売店・据付工事店または「東芝電気給湯機ご相談センター」にご依頼ください。有料で交換いたします。
  • 銀イオン機能付洗濯機への浴槽残り湯(銀イオンの湯)の使用について
    浴槽残り湯を使用する場合は、洗濯機の「銀イオン機能」をOFFにし使用してください。またOFF設定ができない洗濯機では浴槽の残り湯の使用は控えてください。銀イオンの相乗効果で、ご使用の環境(洗剤・柔軟剤や水質など)により、衣類が変色することがあります。

快適に銀イオンの湯をお使いいただくために

浴槽の変色(黒ずみ)の落としかた(銀イオン発生機能付機種のみ)

  • 市販の浴槽洗剤で掃除を行い、洗剤をよく洗い流します。
    (黒ずみをおおっている湯アカなどの汚れを落とします。)
  • 雑巾などで浴槽の水気をとります。(洗剤を浸透させやすくします。)
  • 浴室用塩素系カビ落とし剤を黒ずみ全体に吹き付けて、しばらくおき、
    洗剤を洗い流します。(下図)
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