日本キヤリア株式会社

社員インタビュー

[写真] 照井 一暉
  • 開発設計
  • 照井 一暉
  • 2016年入社
  • 所属:エレクトロニクス設計部
  • 卒業学科:情報科学学科

私の仕事

品質向上に努める業務用空調機のソフト設計を担当しています

現在ビルや商業施設で稼働する空調室外機のインターフェースのソフト開発/設計を行っています。業務のメインは、製品担当者と仕様について打ち合わせを行い、その仕様をプログラムに織り込む作業と動作確認をしています。作成したプログラムについて社内でレビューを実施し、有識者から意見を頂き品質の向上に努めています。また動作確認については、変更内容が与える制御の影響範囲を洗い出し、テスト項目を明確にしてバグの混入を防ぐよう努めています。仮に完成したソフト内にバグが混在したまま市場に出荷されてしまうと、お客様に大変なご迷惑をおかけしてしまいます。更には仕向地の市場はアジア、ヨーロッパ、北米等様々ですので、不具合対応によるコストもかかってしまいます。そういった面で、緊張感が有り神経を使いますが、私自身成長できる機会が多くやりがいのある仕事だと思います。

仕事の好きなポイント!

一番うれしかったことにまつわるエピソード

業務を進める中で、仕向け国ごとに制御仕様を検討する機会があります。アジアでは求められる仕様であっても、ヨーロッパでは織り込みたくない仕様である場合もある為、拠点ごとに打ち合わせを実施します。拠点によっては時差がある為、打ち合わせの時間を調整する事が難しい場合もありますが、各拠点から仕様について認識をまとめられた時に達成感を感じます。また街中で自社の製品を見る機会が多々あり、嬉しく思う時があります。これからも多くのお客様に使っていただけるように、良い製品作りに励みたいです。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由/ここが好き

恵まれた職場環境!

日本キヤリア(株)との最初の出会いは、3月頃の工場見学でした。見学の中の1対1の先輩社員の方との対話の中で、企業の風通しの良さを感じました。実際入社後も印象通りの職場で、仕事のことを気軽に相談しやすく、技術的に筋が通っていれば上司部下関係なく意見が通る会社です。そういった面で、私が就職活動の時期に一番意識していた”職場の雰囲気”は、合っていたと思います。 また社内ではワークライフバランスを意識しているため、プライベートの時間も取れ趣味やスキルアップの時間に充てることができています。

将来の目標や夢

社会や産業の発展に貢献できる製品開発

2021年に当社が世界で初めて開発・量産化をした業務用・家庭用インバータエアコンが「IEEEマイルストーン」認定されました。インバータエアコンが開発される以前は、一定速度でコンプレッサを運転し目標設定温度を基準にコンプレッサをオン/オフを繰り返す制御で部屋の温度むらが大きくなり、消費電力も大きいことが課題でした。
当時の開発者のコメントで、「この開発は大変だった記憶よりも楽しかった記憶の方が強い」というのが私の心に響きました。私も社会や産業の発展に貢献できる製品開発を目標にするのは勿論、楽しく開発設計を行っていく気持ちを忘れずにしたいです。

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