社員インタビュー

開発設計
楊　碩氷
2016年入社

所属：熱源設計部
卒業学科：電気電子工学専攻

私の仕事

チラーなどの大型熱源機や冷凍機の評価試験を担当しています

私が所属する熱源設計部は、チラーなどの大型熱源機や冷凍機の開発・設計を行っています。現在は、開発熱源機器の制御器を中心とした信頼性評価を主におこなっています。器内の温度・防塵・性能・電気耐性・燃焼などの信頼性を評価し、お客様が安心してご使用いただける品質を提供することが私のミッションであると認識しています。常に、“高品質と高性能の確保”と“安全・安心な運転の実現”の2点を意識して業務にあたっています。開発においては多くの関連部門、関係者と連携が必要です。試作段階の評価から携わり、生産ラインで問題なく完成し開発完了した時の達成感は格別です。

仕事の好きなポイント！

技術力だけではなく、技能力も身に付く

仕事の好きなポイントは、技術力だけではなく、技能力も身に付けることです。試作段階の評価試験において、想定外のトラブルが発生することもあります。例えば、運転中に冷凍サイクルに異常が生じ、コンポーネント部品を交換しなければならないときがあります。圧縮機の交換であれば、冷媒の回収・充填、配管溶接などの作業が必要となり、作業においては技能資格の取得が必要になります。復旧し再び試験開始したときの安堵感は、開発完了時とまた異なる達成感が得られます。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由／ここが好き

高い技術力を持ち、モノづくりを通して人々の生活と地球環境に貢献できる

「高い技術力を持つ」と「モノづくりを通して人々の生活環境に貢献できる」という2つの視点から考えて就職活動をし、多くの企業の中から日本キヤリア(株)を選びました。日本キヤリア(株)は圧縮機やインバータ等空調・熱源に関わる独自の技術を持ち、多くの省エネ大賞を受賞していますので、空調業界において評価されている企業だと思いました。キヤリアグループ内の企業ですので空調以外の技術についても触られること、Carrier社と連携してグローバルな企業であることも魅力的です。また、空調機とは温度・湿度・空気清浄度などの室内環境を調和でき、人間にとって快適な生活環境を創ることで、社会インフラと地球環境に貢献できる点にも非常に魅力を感じました。実際に入社後も、業務をしながら上記の内容を更に感じています。

将来の目標や夢

特許を続出する技術者

技術者として、開発機への技術・技能の経験取得に傾注することなく、様々なシステム分野に対し、業務と自己啓発を通じスキルアップをしていきます。身に付けた幅広い知識・技能力を発揮し、周りから信頼され、慕われる人財になりたいと思います。将来は、製品の開発の中心となり、特許を続出させる技術者になるのが夢です。