日本キヤリア株式会社

社員インタビュー

[写真] 粳田 信也
  • 生産技術
  • 粳田 信也
  • 2017年入社
  • 所属:富士空調製造部
  • 卒業学科:機械工学科

私の仕事

モノ(現物)と ヒト(現場)の調和を図る

私は業務用エアコンに使用される板金・塗装部品の製造技術を担当しています。エアコンと言うと部屋についているものを想像しますが、実際は家の外に設置されている室外機とセットになっており、鉄板で出来た板金部品が多く使われています。多くの部品を組み合わせる為、その板金部品には、外観の綺麗さはもちろん、ミリ単位での精密さが求められます。品質が高い部品を安定して後工程へ供給するのは部品加工現場の仕事ですが、部品を効率良く安価にモノづくり出来る仕組みを作るのが私の仕事です。例えば、ある部品を1分で加工しているとします。値段は1個200円です。この部品の加工時間を30秒短縮できれば値段は100円です。これで、部品単価低減が期待できます。更に、短縮できた30秒で別の部品を作れば、より会社は儲かります。但し、いくら早く作れても、無理があれば作業は雑になり、品質も効率も落ちてしまいます。人とラインのバランスが鍵になります。

仕事の好きなポイント!

大きなやりがい

職場は自由な風土で、提案を採用してもらえる機会も多いです。私の仕事は現場のモノづくりに直結している為、自分の仕事の成果がダイレクトに生産活動に反映されるのはとても楽しいです。私が頑張れば頑張っただけ会社の売り上げに貢献できるのは、とてもやりがいを感じます。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由/ここが好き

安心して働ける環境

私は2度の転職を経験していますが、その内1社は既にありません。今の時代大きければ必ずしも安心という訳ではありませんが、やはり安定感はあります。福利厚生が充実しているという事は、会社の体力があるという事でもあります。また、大きな仕事でも任せて貰える風土も大きいです。大きな仕事を任されるというのは責任も大きいですが、その分大きなやりがいに繋がり、仕事への意欲が高まります。

将来の目標や夢

時代に即したモノづくりの実現

現在、弊社のモノづくりは人の手が多く入っています。加工現場の部品管理を例に挙げると、今日部品を何個加工し、後工程が何個使用したというデータは人が集計しています。更に、各加工工程がそれぞれ数字を持っている為、次に使用する部品が完成しているのか、在庫は何個あるのかという情報共有が出来ていません。これでは、次の加工はいつ着工すればいいのか分からなかったり、自工程で使用する部品を探しに行かなければなりません。部品が完成していなければ、探した時間が無駄になります。部品加工機及び次工程の機械とパソコンをネットワークで繋ぎ生産実績のデータを共有する事で、データ入力の時間削減、在庫数の一括管理及びデータ共有、着工指示のタイミングの明確化が見込めます。この様な、IoT技術を活用した現代的なモノづくりを目指していきたいです。

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